分子生物学、運動生化学、生理学研究、の日々

by Fujii-group

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本研究室で、大学院生のキャリアアップのためのセミナー・シリーズを立ち上げました。第1回を以下のように開催します。

第1回 大学院生のためのキャリアアップ独り占めセミナー
日時:3月13日(火) 16:30~ 12号館208号室
ライオン株式会社 研究開発本部 研究フェロー 大寺基靖
「新規事業に向けた研究分野の転換と人材育成の事例」
http://www.comp.tmu.ac.jp/muscle/semina-.html

オープンで行いますので、興味のある方は参加ください。「独り占め」とは、オフィシャルな講演会では訊けないようなことまで何でも質問してしまうという、個人的なセミナー要素を強調したものです。

今回の講師は、ライオン社の「研究フェロー」という社内でとても位の高い方で、人事部に所属したこともあり、入社面接も毎年行っているそうなので、ためになる話が聴けると思います。大学院に進んだ後のキャリアとして、一般企業の道もあることを、お話しいただきます。特に博士後期課程への進学を考えている方にはお勧めです。

なお、同じ講師+αのセミナーを、全学オープンで5月にも行います。今回タイミングが合わない場合は次の機会をご利用ください。

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by Fujii-group | 2018-03-07 12:05 | Comments(0)
先日、藤井教授がウェブマガジン「Mugendai」(IBM)から取材をうけまして、その内容が本日ウェブで公開されました。


我々の研究室で行われている研究が、とてもわかりやすく紹介されております。

ご一読ください。



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by Fujii-group | 2016-08-25 11:31 | Comments(0)

JCまとめ(A木)

Rac1governs exercise-stimulated glucose uptake in skeletal muscle throughregulation of GLUT4 translocation in mice

この論文は、Rac1が筋収縮時にAMPKを介した経路とは異なる経路でGLUT4の細胞膜へのトランスロケーションを行っているのではないかと示唆する内容でした。筋細胞の糖取り込みには現在知られている範囲で大きく分けて2つの経路があり、一つはインスリンを介し、Aktのリン酸化などを経てGLUT4が膜に輸送されるもの、もう一つは筋収縮をきっかけにAMPKがリン酸化されGLUT4が膜に輸送される経路です。今まで、前者のインスリンを介した経路にRac1が関わっているのではないかといった論文はいくつか投稿されていました。著者らは後者の筋収縮を介した経路に何か働いているのではないか、といった仮説のもと実験を進めています。

論文の結果には、Rac1のノックアウトマウスを用いており、トレッドミルで運動をさせてもAMPKの活性はWT(野生型)と大きく違いがなかったものの、下肢の骨格筋への糖取り込みが抑制されていることが分かりました。これはGLUT4の膜輸送が抑制されていることによるものだと述べられており、それを確認するためにαサルコグリカンとGLUT4の重なりを免疫染色法を用いて確認した実験も行われています。また、骨格筋の外の状況に変化がないか調べるために、骨格筋周辺の毛細血管の様子を観察しています。しかし、これもWTと大きな違いがありませんでした。加えて、細胞内のこれらの結果を踏まえ、Rac1は筋収縮時にAMPKを介した経路とは異なる経路で働いていることを示唆し、論文をまとめてありました。


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by Fujii-group | 2016-05-17 14:55 | Comments(0)