人気ブログランキング | 話題のタグを見る

メンバーの日記

自己紹介 :博士後期課程1年 MT

 冬季入試で入学した社会人大学院生のMTです。
大学では微生物研究室で遺伝疾患に関する研究を行っていましたが、微生物には全く興味がわかず隣の病理学研究室に入り浸っていました。就職も病理を選び、就職してから一貫して病理検査を主な生業にしています。
 現在は製薬会社で研究職として働いています。現在の会社では、博士号の有無では出世、給料および待遇にほとんど違いはありません。ですが、業界の研究者の多くは博士号を持ち研究しています。ですので私もいつかは学位をとりたいなぁと思っていました。
 進学のきっかけとなる出来事はいくつかありました。年齢があがり、後輩の指導をするなかで学位を取りたいといわれたら自分はどう対応していくのかと不安に思いました。また、このロジックだったらこの研究の信頼性や独創性はあると確証がもてない、つまり実力不足を感じていました。最後の一押しはプレイヤーとしても学位を持っていないことで限界を感じたことでした。学位を持っていない人が私しかいないプロジェクトに参画したときのことです。その時までは緩く楽しく働いていましたが、そのプロジェクトでは私だけファーストネーム(学位がないので当たり前ですが)、私だけ見下されるなどあからさまな区別にあいました。とにかく悲しく、惨めで虚しい気持ちになりました。こうなったら私も絶対に学位を取ると心に誓った瞬間でした。
 藤井研には藤井教授を含め3名の先生がいらっしゃり、学部の3年生から博士後期課程まで多くの学生が所属しています。外部の大学、大学院から来る学生もいれば内部からそのまま修士、博士に進学する学生もいます。また、留学生も多くダイバーシティのある研究室だと思います。学生のほかにPD研究員の方もいますので、研究活動は盛んでにぎやかな研究室です。
 冒頭にも述べましたが私の専門分野は病理組織学です。骨格筋の運動分子は関係ないのではないかと考える方もいると思います。確かに直接的には関係はありませんが、今後も社会人生活では病理組織の研究をずっと行っていきます。そのうえで、分子生物分野や自分からは積極的に学ばないであろう骨格筋分野の知識を学び新たな視点を手に入れ、自分の専門分野に応用していきたいと考えこの研究室を選びました。社会人大学院生として、仕事と家庭がある中で結果を出していかなければならないことは大変であると覚悟はしています。ですが、会社にはないリスクフリーな仲間と、(時間の制限はありますが)純粋に実験だけに打ち込めて、自分の研究の考え方について議論できる環境を思う存分、全力で楽しんで研究をしていきたいと思っています。


by Fujii-group | 2022-05-24 10:57 | メンバーの日記 | Comments(0)

分子生物学、運動生化学、生理学研究、の日々


by Fujii-group
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31