I田です。
読書の秋ということで私も書評を書かせていただきました。
個人的には、読書はそれなりにする方(文庫本の小説に限る)なのですが、読んで満足してしまうことが多く、自分なりに理解しそれを紹介する機会は全くと言っていいほどありません。拙い箇所もあるかと思いますがご了承ください。
今回私が読んだのは、『ニワトリは一度だけ飛べる』という小説です。この小説は16年前に週刊朝日で連載されていたものを文庫化したものです。
作者は重松清さんで、くちぶえ番長やきみの友だちなど小学生を題材にしたものも数多く、中学受験の文章題の小説で出題されることもある著名な小説家の方です。一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
この『ニワトリは一度だけ飛べる』では会社を題材に書かれた小説です。
主人公の酒井を含む3人が左遷部署である通称「イノ部屋」に異動させられるところから話は始まります。社内での扱いはひどく何人もそこから退社させられています。ある日、社内メールで酒井に「ニワトリは一度だけ飛べる」という件名のメールが届きます。さらに、彼らをオズの魔法使いになぞらえたメールが送られて来て何かを伝えようとしています。このメールの送り主は誰なのか、目的は何なのか。そして彼らはどうするのか。
この小説を読み終えて、ニワトリは一度だけ飛べることを信じるか否かは自分次第だと思いました。人生は思うようにいかないことや納得いかないと思うことも多々ありますが、私は「ニワトリは一度だけ飛べる」ことを信じていたいと思いました。
重松清さんの小説は主人公の視点で感情がしっかりと描かれていることが多く、普段小説を読まない方でも手軽に読むことができると思います。ぜひ読んでみてくださいね!
書評というより感想文な気もしますが私の書評は終わりです。次の書評をお楽しみに!
by Fujii-group
| 2019-11-05 17:10
| 書評
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