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書評

書評2:HS(匿名!)

筆者が紹介するのは「天気の子」です. 他に紹介したい作品も多々ありますが状況が許してくれなかったのでこれにします.
あらすじはyoutubeに筆者のボイスメモが上がっていますので確認してください. これを聞けば劇場に行く必要はないはずです.

さて, 本題に入ります. なぜここまで天気の子が筆者に刺さってしまったのか.

今の若い世代はとにかく生き辛いです. 受験戦争や就活に向けていい子でいることを生活の中で求められます. 他とは違う行為をすれば変人扱い, 除け者にされ集団から弾かれます. 集団に弾かれるのが怖いから, 群れていると安心するから若いうちから人の顔を伺うようになります.

自分の本当にやりたいことを我慢して集団に馴染もうとする. それを繰り返していくといつしか自分の本当にやりたかった事, 自分の夢を叶えることを忘れて行きます. 漠然と「なんだかな〜」とやり切れない思いを抱えて生きてしまう. そこで割り切れてしまう人は「諦めた者, 賢い者」なんだと思います.

それが悪いことだとは思わないけれどせっかく与えられた人生なんだから, もっと心の喜ぶ生き方をしたいなと思うわけです. 夢を見るわけです. 大それた事を口にするわけです. もちろんその思いをさらけ出した瞬間に集団からは拒絶されます. でも, それでも何かできることはあるだろうと思うわけです. だって僕らは学校に通うことができて, 恵まれた環境にいるじゃないですか.

世界を見渡せば学校に通いたくても通えない人や, 生きたくても生きられない人がいます. でも僕らには有り難い環境が揃ってる. そんな中で社会に馴染むことばかり考えても何もならないじゃないか, と筆者は思うのです. 少なくとも多くのチャンスが転がっていて, 自身の努力次第ではそれをつかみとることができるじゃないですか. 「なんだかな〜」が溢れ返っている日本の社会で, それでもまだ出来ることはあるよ. そう信じていた筆者は天気の子に出会って肯定された感じがしたのです.

まだ, 僕に出来ることはあるんだって.

もちろん, みんながみんなやりたいことやってしまったら社会は回らないだろうけど・・・


by Fujii-group | 2019-10-18 20:42 | 書評 | Comments(0)

分子生物学、運動生化学、生理学研究、の日々


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