注:ラボノートは、自分の行った実験の正当性を証明する大切な書類です。万が一、データの捏造などが疑われた時に、それを否定するためには、正確に記載されたラボノートが最も有力な材料になります。
1.表紙にノートの番号と所属・氏名を書きましょう。
あってはならないことですが、実験室に置き忘れても自分の手元に帰って来るようにして下さい。
2.基本的にノートは実験室と院生室以外への持ち出しは禁止です。
紛失すると大変なことになります。
3.記載方法ですが、まずプロジェクトの欄に自分が関わっているプロジェクト名を記載します。そして、そのプロジェクトの何処を担っているのかをサブプロジェクト欄に記載します。
4.ノートにはその日に行った実験内容や考えたことを全て記録します。まとめて後で記録するというものでは無く、時系列で良いので行ったことを全て記録してあることが望ましいです。したがって、毎日記録して下さい。
5.ノートは、後で付け足すことができないように、できる限り詰めて記載するこが望ましいです。ページ上の日付の記載欄には拘る必要はありません。
どうしても、空白ができてしまう時には、そのページに×印を記載します。
6.プリントを糊で貼る場合には、貼ったプリントとノートを跨ぐようにサインと日付を記載します。(割り印と同じ役割)
7.ノートに添付できない、データや資料はファイリングし、ノートにはどのファイルに保存されているのかを記載します。
8.一冊終わったら、背表紙にノート番号と記載期間と氏名を書き、目次の記載もしましょう。
9.ラボノートは実験室の持ち物になるので、卒業の際には全てのノートを提出します。
必要な場合にはコピーは可能です。
以上、基本的な書き方になります。詳細や分からないことは、先輩に聞きましょう。
最後に、これで森下さんの記録を打ち破れるはず!(←ラボメンバーにしか意味はわかりません)