F市さんJCのまとめ

昨日のジャーナルクラブのまとめです。久々に面白い内容でした。皆さんも読みごたえのあるジャーナルに挑戦しましょう。
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A PGC-1α isoform induced by resistance training regulates skeletal muscle hypertrophy.

Ruas JL, White JP, Rao RR, Kleiner S, Brannan KT, Harrison BC, Greene NP, Wu J, Estall JL, Irving BA, Lanza IR, Rasbach KA, Okutsu M, Nair KS, Yan Z,Leinwand LA, Spiegelman BM.

Cell. 2012 Dec 7;151(6):1319-31.

PGC-1αは運動によって誘導される転写因子コファクターであり、持久的運動によって変化する遺伝子群の発現を制御する一方、レジスタンストレーニングに伴う筋肥大に対しては影響がないと考えられていた。本研究では、近年発見されたPGC-1αのアイソフォーム(α2, α3)の他に新規アイソフォームPGC-1α4を同定した。PGC-1α4はα1とは別の上流のalternative promoterを使用するが、α2, α3とは異なる選択的スプライシングを受ける。骨格筋のPGC-1α4の発現はやはり運動によって高まるものの、PGC-1α1によって誘導される標的遺伝子群(酸化的リン酸化など)の発現に影響を及ぼさなかった。そのかわり、筋肥大の促進因子であるIGF1の発現が増加、抑制因子であるMyostatinの発現が減少し、PGC-1α4は筋肥大に寄与することが分かった。実際に、骨格筋特異的なPGC-1α4の発現増加は、筋サイズおよび筋力の向上を引き起こした。また、ヒトのレジスタンストレーニングはPGC-1α4の発現を増加させた。以上の結果から、レジスタンストレーニングによって誘導される新規PGC-1αアイソフォームは、筋肥大を調節する因子であることが明らかとなった。
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by Fujii-group | 2013-07-02 22:27 | ラボミーティングの内容 | Comments(0)

分子生物学、運動生化学、生理学研究、の日々


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