Journal Clubのまとめ

2年前まではジャーナルクラブで紹介した論文をまとめてブログにアップデートする、ということにしておりましたが、いつの間にやら担当者が怠けるようになって、消えていきました。

本年度は復活させます!。先日行われたJCのまとめです。

::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;:

Genetic elevation of Sphingosine 1-phosphate suppresses dystrophic muscle phenotypes in Drosophila

Mario Pantoja1, Karin A. Fischer1, Nicholas Ieronimakis2, Morayma Reyes2,3 and Hannele Ruohola-Baker1,*

Development 140, 136-146 (2013) doi:10.1242/dev.087791

デュシェンヌ型筋ジストロフィーは、筋肉の整合性と機能の損失によって特徴付けられる致死遺伝病である。ショウジョウバエにおいて、脂質リン酸ホスファターゼ3(LPP3)のホモログであるwunenの減少により、筋ジストロフィーが大幅に抑制されることが報告されている。著者らは、ショウジョウバエにおいて、wunenによる筋ジストロフィーの抑制が、細胞の増殖と分化を促進する生理活性脂質であるスフィンゴシン1 - リン酸(S1P)の上昇によるものであると仮定した。

本研究では、S1Pの代謝に関わるタンパク質、S1Pリアーゼ(SPLY)の発現抑制、セリンパルミトイル-CoAトランスフェラーゼ(lace)の過剰発現によって、抑制におけるS1Pの役割を確認している。また、これらの操作が筋肉の変性を抑制することを明らかにした。さらに、spinster(S1P輸送体)の減少がジストロフィー筋肉変性を抑制することを示した。
本研究における新発見は、ショウジョウバエにおける細胞内S1P発現量がハエの筋萎縮抑制を促進するということである。
[PR]
by Fujii-group | 2013-05-15 00:21 | ラボミーティングの内容 | Comments(0)

分子生物学、運動生化学、生理学研究、の日々


by Fujii-group
カレンダー
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31