シークレットサンタ

M1のT橋です。更新が遅くなってしまいすみません。
12月21日、ついにあの行事「シークレットサンタ」が決行されました。
ルールをおさらいします。(運動分子生物学研究室用のルールに一部変更)

1.プレゼントは1080円以内
2.自分が誰にプレゼントするのかを絶対にバレないようにする
3.プレゼントには愛情をいっぱい詰め込む
4.プレゼントには誰宛かのみを明記する
5.裏山の竹は切らない
6.手紙をつける←new!

昨年は青木さんがもらったティッシュケースを三田くんがあげたものだと決めつけ(笑)、約1年間私や青木さんでそれをいじり続けたのですが、実際は三田くんがあげたものではなかったということがありました。あのティッシュケースを青木さんにあげた方、この場で謝罪させてください。すみませんでした!!(ちなみに三田くんがあげたと信じて疑わなかった私と青木さんは、三田くんの弟さんにまで証言をとってしまいました。三田くんと弟くん、ごめんなさい。笑)

このように何が起こるか分からないのがシークレットサンタです。
今年は東大の菅原さんも参加してくださり、例年以上の盛り上がりでした。
では早速今年の予想に入っていきましょう。

藤井先生(小宮より)
 壁掛け型の写真入れでした。「Fujii Lab. HISTORY」の字体がレッドソックスのフォントに似せてあったことや、芸の細かさから小宮くんだと予想しました。

眞鍋先生(出牛より)
 パソコンでのデスクワークが多い眞鍋先生には温熱マスクでした。手紙やプレゼントの内容からルーキーである出牛くんが濃厚です。

古市先生(青木より)
 アロマが欲しいと言っていた古市先生には、アロマスプレーとスターバックスのコーヒーでした。あげたのは青木さんで確定です。なぜならA木さんは自分が作ったプレゼントを記念撮影していたからです。証拠写真をばっちり捉えました。3年連続でばれている青木さん、どこまで記録を伸ばし続けるのでしょうか。

武藤さん(高橋より)
 お子さんの名前入りのレゴブロックです。これは間違いありません。当日はばれなかったのですが、後日武藤さんが見たら私だとすぐにばれてしまったみたいです。来年はもっとばれないよう、頑張ります(笑)

青木(眞鍋先生より)
 柴犬とハムスターが好きな青木さんには、毛糸で作った柴犬とハムスターのバッチでした。バッチが毛糸で作られていてとっても可愛かったです。これを作れるのはM鍋先生しかいないと思います。

川端(古市先生より)
日常の癒しに飢えている川端さんには、手作りのボトルライトがプレゼントされました。ライトをつけると星が光り、幻想的です。手先が器用で、手作りに凝りそうな人、ということで古市先生だと予想しました。これで川端さんがラーメン二郎に行く回数も減り、減塩に成功することでしょう。(書き初めのブログ参照)

高橋(藤井先生より)
 地下アイドル、仮面女子のお面でした。これは最近立川に引っ越された藤井先生が家の近くで買ったものだと思われます。頂いたお面をつけて私も地下アイドルデビューをしたいところですが、今のところは研究に専念したいためしばらくはできなさそうです。デビューを待っている方がいらしたら(藤井先生?)すみません。(笑)

三田(中村より)
 家が乾燥するから加湿器が欲しいと院生室で言っていた三田君にはコーヒーフィルターで作られた加湿器が贈られました。これは当日のリアクションや、加湿器を三田くんにおすすめしていたことから中村さんだと思います。ちなみにその加湿器は今三田くんの家で活躍しているみたいです。

中村(菅原さんより)
 うさぎが好きな中村さんにはうさぎのナノブロックでした。クジを引いた時安心した、という証言や手紙が手書きであったことから初参加の菅原さんだと予想しました。

小宮(濱口より)
 観賞用の観葉植物でした。クジを引いた瞬間笑い出し、良いものをあげると言っていた濱口くんが親友の小宮くんにあげたものだと思われます。

濱口(眞鍋先生より)
 GAPが好きな濱口くんにはGAPのTシャツでした。実験の日など、気合をいれる日にはGAPの服を着てくる濱口くん。これはいつも一緒に実験している眞鍋先生からだと思います。

井上(三田より)
 井上さんが大好きな「銀と金」という漫画の手作りグッズでした。手作りに時間をかけたという証言や、M1で加工写真を作ることが流行っていることから三田くんだと予想しました。

出牛(井上より)
 ミーティングで声が小さいとよく言われている出牛くんにはマイクでした。くじを引いた時の反応やほとんど既製品だという証言から井上さんだと考えられます。このマイクを使ってボイスパーカッションもやってみてくださいね。

菅原さん(川端さん)
 アロマキャンドルでした。ラッピングの箱やマスキングテープのセンス、また女の子が好きそうなアロマキャンドルをプレゼントするという発想が川端さんらしいです。日ごろから菅原さんにお近づきになりたいと願っていた川端さん、よかったですね!

長くなりましたが、今年の予想は以上となります。
今年はポーカーフェイスな人が多くて難しかったです。
来年はみなさん、青木さんを少し見習ってちょっとボロを出しましょう!笑


[PR]
# by Fujii-group | 2017-01-30 20:54 | メンバーの日記 | Comments(0)

書初め ーM田日記ー

前厄であった昨年。
書初めにて「避厄」と書き、自ら失笑という厄を招いたあの頃から一年…。
わがラボの書道師範(T橋さん)に「飛躍」と訂正してもらい、酉年を迎えることになりましたM田(酉年)です。

今回は、藤井ラボの年初め恒例行事である「書初め」についてのブログです。

藤井ラボでは年初めに書初めが行われます。今年の目標、意気込みや願望など、今年一年を送るにあたって、自分の好きな言葉を思い思いに表現していきます。
例年は完成した作品を持ち合わせてくるのですが、今年はみんなの前で一人ひとり書いていくというスタイルでした。

練習をしてから本番に向かう人、一発勝負で自分のスタイルを貫く人、隣に手本を置いてまねる人、手本をまねるがあまり二度書きを連発する人、普段書き慣れない四字熟語を選んで漢字を間違える人などなど。字には個性が出るそうですが、書き方の時点で個性が出るという書道大会でした。

出来上がった作品は、ホームページのトップ画像に掲載されているほか、首都大学東京13号館にて展示中ですので、ラボについて特にメンバーの個性について知りたい方は、ぜひお越しください。

ちなみに私は裏作品として、「百花繚乱」と書きました。
私の席の周りにはきれいな女性が多いのですが、普段の生活の中で、このことを伝えるには少々照れくさい…。そこで、今回は思い切って作品を通じて伝えてみようと思いました。きっとこれで、作品の意図が伝わり、きれいな花にある「棘」が無くなってくれるだろうと信じています。(ブログを読まれている方は、この文章を読んで僕の立ち位置と個性を読み取っていただければと思います。)

というのは冗談でして、本当は、「優秀な人物や成果がたくさん出てほしい」という意味を込めて、この言葉を選びました。

今年もいろいろと大変なことがあると思いますが、最後には笑えると信じて、「七転八起」ならぬ「七転八笑」で頑張っていきたいと思います!!


[PR]
# by Fujii-group | 2017-01-27 19:32 | メンバーの日記 | Comments(0)

新年

新年明けましておめでとうございます。本年はさらなる飛躍を誓います。今年もよろしくお願いいたします。

運動分子生物学研究室一同

[PR]
# by Fujii-group | 2017-01-05 16:24 | 研究以外の日々 | Comments(0)

藤井先生の半世紀を生きたお祝い

ブログの更新が遅くなってしまいました。A木です。
皆様、藤井先生の土下座ブログをご覧になって頂けたでしょうか。あのブログに載っていなかった詳細を今からお伝えしようと思います。

※本ブログは長いですのでご注意を。

時は8月の終わり頃、藤井先生のいないラボミーティングで起きました。
眞鍋先生からの一言「今年で藤井先生が50歳になるから、サプライズパーティーを開きたいと思ってて…、だから今年の9月の誕生日会は藤井先生には大したことのないプレゼントをあげよう!古市さんにはちゃんとしたやつをあげるとして!(古市先生の目の前で)」
私達(現M1、B4)は眞鍋先生の昇進パーティーサプライズを知らない世代…。言葉にできないプレッシャーが押し寄せました。

まず会議は、どうやって藤井先生を会場に連れ出すか、という議論からスタートしました。そこで決まったのが、共同研究先の出口先生、松井先生に「藤井先生を都内に連れ出すメールを送ってもらう」ことでした。日程は確実に藤井先生が予定を入れているであろう、「大学院入試説明会」がある11月19日。この日の夜なら、きっと都内まで出てきてくれる…!

出口先生からのメールは、「松井先生が都内付近の大学で新しいポストを見つけた。その大学の先生と都内で食事をしてほしい。しかし、松井先生は当日はどうしても行きたいアイドルのライブがあるから行けない。これからの共同研究の発展のために、松井先生との研究をし続けるために、ここは一役買ってほしい。」といった内容でした。
(※これは架空の設定であり、松井先生はこれからも大阪大学にいますし、アイドルのファンではありません。)
あまりにリアルな設定に学生一同引いてしまいましたが、さすが大阪にいらっしゃるだけあり、この状況を存分に楽しみながらも、こちらを楽しませてくれていることはとても伝わりました。ありがとうございます。

さて、11月19日の夜、藤井先生は来て頂けるとのことで日時は決まりました。高橋さんを中心に準備したプレゼントや会場の用意もばっちり!

予約は18時45分からということになり、OBと現役は18時半には東口と東南口の間あたりにあるお店(ライオン館)の下に集まりました。先生方の待ち合わせは新宿駅東口だったため、藤井先生が早めに新宿に到着することを見越して、東口からは来ないようにお達しが来ました。

お店は新宿ライオン館5階、エレベーターホールに立っているボーイさんに「出口の名前で入ってくる人は19時15分まで絶対に入れないようにしてください。」と頼んでおき、実際にその通りにしてくれました。(実際に藤井先生たちは引き止められたらしく、19時15分に予約で19時過ぎに入れないなんて!と藤井先生は怒っていた模様です)
(ちなみに、藤井先生は新宿駅に19時に集合予定なのに、案の定早くついていたようで、眞鍋先生と古市さんを待つ間はポケモンGOをしていたそうです。そして19時に集合した3人は新宿ライオン館へ向かう…。)

その間、私達はサプライズ会場で待機…ウェイトレス役を買って出た川端さんは着替えの準備も完了しています。(川端さんはこの日のために黒いズボンと白いシャツ、伊達メガネで新宿に来たようです。)

藤井先生達3人が到着し、エレベーターに乗ると古市さんからの連絡がすぐさま入り、会場が緊張感に包まれます。会場をサポートしてくれていた店員さんからも「エレベーターに乗りました!」との連絡が入りました。店員に扮した川端さんはエレベーターの前まで移動し、会場で待っていた私たちは黙って扉が開けられるのを待っていました。

ついに、扉の向こう側に藤井先生方が店員さん(川端)に連れられて、到着したようです。扉が開き、目が点になった藤井先生に皆からの一言
「ハッピーサプライズ!50歳おめでとうございます!」
藤井先生はやられたー!といった表情でひたすら「悔しい!」と何度も言っていました。
この後はプレゼントを渡したり、久しぶりに会ったOBの方々と交流したりすることで、藤井先生も私達も楽しめた会となりました。ご協力頂いたOBの方々、大変ありがとうございました。
b0136535_17202294.jpg
本ブログは後半へ続きますが、最後に眞鍋先生の一言で終わります。
藤井先生が悔しい!と嘆いている場面にて…
「悔しいですか?!(私にしたことと)同じことをしただけですよ!!!」


[PR]
# by Fujii-group | 2016-12-21 19:11 | メンバーの日記 | Comments(0)

JCまとめ(M田)

Mitochondrial Dynamics Is a Distinguishing Feature of Skeletal Muscle Fiber Types and Regulates Organellar Compartmentalization
著者:Prashant Mishra, Grigor Varuzhanyan, Anh H. Pham, David C. Chan
2015, Cell Metabolism 22, 1033–1044

要約:
今回の論文は筋線維タイプ、運動およびエネルギー基質の違いによって骨格筋内のミトコンドリアの形態がどんな変化を引き起こすか追った論文です。ミトコンドリアにおいておこるエネルギー生産反応である酸化的リン酸化経路(OXPHOS)をより使う筋線維や状況にあるほどミトコンドリアの融合がおきるというものです。また、この融合に関してMitofusin 1 (Mfn1), Mitofusin 2 (Mfn2)のどちらかが必要であることが示されています。
加えて、一つの細胞内(筋線維内)に複数の核を保持している骨格筋細胞において、一つの核がどの範囲までのミトコンドリアを制御しているのかについて、サテライト細胞を用いて示されています。結果、細胞質中に存在するタンパク質は筋線維全体にわたって拡散し、ミトコンドリアに向かうタンパク質は、発現された核の近傍において筋線維内にパッチ状にとどまることが示されました。また、この支配領域に関してもミトコンドリアの融合に関連するMfn1, Mfn2および分裂に関連するMitochondrial Fission Factor (Mff)が関連していることが示されました。

結果:
全体を通して、ミトコンドリアの形態観察はミトコンドリアへ移行する蛍光タンパク質(Mito-Dendra2)を持った遺伝子組み換えマウスを用いています。
Fig.1,2では筋線維タイプ別にミトコンドリアの形態が異なることが示されています。エネルギー産生過程においてOXPHOSによる反応に依存しているとされるType IおよびType IIAではミトコンドリアの融合が数多く観察され、このタイプに分類される筋線維は筋線維上のどこかで必ず融合した伸長型のミトコンドリアを持っていることが分かりました。一方、OXPHOSに依存しない筋線維タイプであるTypeIIxおよびType IIBでは観察した筋線維内のうち90%は伸長型のミトコンドリアを持っておらず、断片型のミトコンドリアのみ筋線維内に保持していました。Fig.3ではこの融合がどんな分子の関与によって生じているのか調べました。著者らは先行研究における知見からミトコンドリアの融合に関連するタンパク質であるMfn1, Mfn2に注目しました。野生型マウス、Mfn1のみノックアウトマウス、Mfn2のみノックアウトマウスおよびMfn1とMfn2のダブルノックアウトマウス(WKOマウス)を用いて、ミトコンドリアの形態観察を行ったところ、WKOマウスのみにて伸長型のミトコンドリアがなくなることが確認されました。この結果から伸長型のミトコンドリア生成にはMfn1もしくはMfn2の少なくとも一つが必要であることが明らかとなりました。
Fig.4では運動とエネルギー基質によるミトコンドリアの形態への影響を観察しています。運動による影響については蛍光タンパク質によって筋線維タイプ別に色分けができるマウスを用いて、4週間自主的運動をさせました。その結果、運動群ではType IIxもしくはType IIBからType IIAへのタイプ移行が足底筋において生じました。蛍光タンパク質による色分けによりType IIAである筋線維においては、必ず伸長型のミトコンドリアが含まれていることが明らかとなりました。続いて、エネルギー基質による影響を観察しました。長趾伸筋を取り出し培養皿において、OXPHOSを使用しなくてはエネルギーが生成できない基質(アセト酢酸)にて一晩培養を行ったところ、Type IIxとType IIBにおいても断片型が消失し、伸長型のミトコンドリアが観察されました。
Fig.5では多核細胞である筋線維において、筋線維内にある一つの核がどのくらいの範囲を制御しているのかについて調べました。タモキシフェン誘導により骨格筋の組織幹細胞であるサテライト細胞特異的にMito-Dendra2を発現するマウスをタモキシフェン誘導なしに使用しました。これは、一定の確率でタモキシフェン誘導なしでもシステムが作動してしまうというシステムの「漏れ」を逆手に利用した方法です。これにより、漏れのおきたサテライト細胞由来の核が筋線維に供給されることで、多核細胞である筋線維において一つ一つの核がどの領域までのミトコンドリアを制御しているのか蛍光観察によって調べることが可能となります。また今回は、Mito-Dendra2と同時に細胞質に向かうタンパク質として黄色い蛍光タンパク質(YFP)をこのシステムに組み込み、筋線維内における蛍光を観察しました。その結果、細胞質中のタンパク質(YFP)は筋線維全体に拡散していることが確認された一方、ミトコンドリアに向かうタンパク質(Mito-Dendra2)は、核の近傍にのみ局在し、特定の領域があることが示されました。さらに、このミトコンドリアの制御領域はType IIAにおいてType IIxやType IIBに比べて大きいことが明らかとなりました(Type Iは今回見ていなかった)。Fig.6ではFig.5で観察された制御領域の大きさがどんな分子によってコントロールされているのかについて追った実験です。ここでは、野生型マウスに加え、Fig.3で登場したMfn1, Mfn2のWKOマウスとミトコンドリアの分裂に関連のあるタンパク質であるMffに突然変異の入ったマウス(Mff-マウス)をそれぞれ用いて、Fig.5のシステムを組み込み、再度筋線維内のミトコンドリアの制御領域の大きさについて観察を行いました。結果、WKOマウスではミトコンドリア制御領域が小さくなり、反対にMff-マウスでは領域が大きくなりました。
以上のことから、OXPHOSをたくさん使う筋線維や代謝環境においては、筋線維内のミトコンドリアの伸長がおこり、その伸長制御にはMfn1かMfn2の少なくとも一方が関与していることが分かりました。加えて、筋線維内のミトコンドリアは近傍の核によって制御されており、こちらもOXPHOSをたくさん使う筋線維ほど一つの核が制御する領域が大きいことが分かりました。制御領域の大きさを決める因子としては、拡大方向にMfn1もしくはMfn2が関与しており、縮小へはMffが関与していることが分かりました。
b0136535_08141377.jpg
感想:
筋線維タイプ、運動、エネルギー基質について相関はみられたものの因果関係についての実験や言及については深追いされていませんでした。ミトコンドリアの制御領域がなぜ細胞質とは異なり制約されているのかについても更なる実験が必要と思われます。ですが、主に収縮様式に関連する指標によって分類される筋線維タイプを代謝に関連のあるミトコンドリアとの関連性で追っていったところはとても面白いものでした。また、単一核の制御領域についても、そもそも多核細胞がどうやって細胞内のイベントを制御しているのか考える際にとても有意義な情報が示されたと感じました。


[PR]
# by Fujii-group | 2016-12-20 21:13 | ラボミーティングの内容 | Comments(0)

分子生物学、運動生化学、生理学研究、の日々


by Fujii-group
プロフィールを見る
画像一覧