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緊急 業務連絡 (関係者のみにわかるようになっております)

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大阪大学大学院基礎工学研究科、出口真次先生、松井翼先生、

この度は大変素敵な贈り物をいただき、ありがとうございました。やり場のない喜びに、身も心も張り裂けそうです。お忙しい中、貴重な時間を費やしていただきましたことに感謝いたします。今後もよりタイトな共同研究を進めさせていただきたく、切に願っております。

研究室の現役学生、スタッフ、卒業生のみんなへ、

ぼくの人生に新たな宝物が増えました。「私のメンター」に書いたブックレットの日本版。外見は似ていますが、その重みは違います。みんなからもらった物は、それ自体が宝物であるだけでなく、みんなが僕にとっての宝物であることの証です。本当にありがとう。

藤井宣晴


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by Fujii-group | 2016-11-21 19:45 | メンバーの日記 | Comments(0)

H口日記

先日、来年から研究室に配属する予定の3年生向け研究室紹介がありました!主に卒研生が主体となって行われるこのイベントは、3年生に映像やプレゼンを通して研究室の研究内容や雰囲気を知ってもらうための重要な機会となっています。
今年も例年に劣らず、ユーモアに富んだ研究室紹介のプレゼンがたくさんありました!!(君の名のパロディやラボのボスがきめゼリフを決めたり・・・)
そんななか、うちのラボではB4の3人で作製した、構想1か月、製作期間約2週間の某ドキュメンタリー風の映像を、満を持して発表してきました!!!!
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製作に気合を入れたおかげか、紹介後の個別相談会に4人の学生が話を聞きに来てくれました!!!昨年よりも個別相談に来たが学生が多かったので、来年も卒研生がきっとたくさん来てくれるはずです!!

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by Fujii-group | 2016-11-18 20:18 | 研究以外の日々 | Comments(0)

JCまとめ(H口)

Glucose Concentration and Streptomycin Alter In Vitro Muscle Function and Metabolism
J. Cell. Physiol. 230: 1226–1234, 2015.
ALASTAIR KHODABUKUS AND KEITH BAAR

 細胞培養条件は実験室間で変化することができ、細胞培養のために最適化されています。本研究では、人工筋肉を5.5mMの低グルコースまたは25mMの高グルコース非存在下またはストレプトマイシン存在下で培養し、C2C12の機能と謝に及ぼす影響を調査しています。
骨格筋は収縮動態、筋原線維中のタンパク質のアイソフォーム、代謝酵素、ミトコンドリアの密度などが異なり、機能的に多様な線維タイプで構成され、主に2つの表現型に分類できます。1つは酸化能力、疲労耐性の高い遅筋タイプで、もう一つは解糖能力、収縮能力の高い速筋タイプです。
骨格筋細胞のin vitro培養は、一般的に細胞増殖および生存率を最大化するために栄養豊富な培地として高グルコース(25 mM、450mg/dl)のDMEMで培養することが推奨されています。しかし、健康な哺乳動物の血中グルコース濃度は、4.4~6.1 mM(79mg/dl~109mg/dl)の間の範囲です。それにもかかわらず、筋細胞表現型に対するグルコース濃度の影響は広く研究はされていません。また、筆者らは、ストレプトマイシンはカルシウムチャネルの非選択的阻害剤として作用し、タンパク質合成や分化の成熟度を低下させることが示唆されているとして着目しています。

まず、筆者らはフィブリノーゲンゲル上でC2C12をグルコース濃度が5.5mMの低グルコースまたは25mMの高グルコース、ストレプトマイシン存在下または非存在下の4条件の分化培地で2週間分化させ、人工の筋線維を作製し、収縮の機能を測定しています。Fig.1では自発収縮の頻度を測定した結果、グルコース濃度は影響を及ぼさないのに対してストレプトマイシンの存在下で培養すると自発収縮の頻度が大きく低下することが分かりました。また、Fig.2では発揮張力、収縮・弛緩速度、疲労耐性の測定を行い、低グルコースに比べて高グルコースで培養すると発揮張力、収縮・弛緩速度が大きくなり、疲労耐性が減少することから、速筋タイプの特徴へと誘導されることを示唆しました。

次に、筆者らは骨格筋の機能に関与するタンパク質に着目して、ウエスタンブロッティングを用いて定量しています。Fig.3では、収縮の特性に関与する遅筋、速筋のタイプのMHCは培養条件に関わらず発現には変化がみられなかったのに対して、C2C12の成熟のマーカーであるneo MHCとジストロフィンはストレプトマイシン存在下の条件で発現量の低下がみられました。また、分化のマーカーであるMYF-5、MyoDは、低グルコースの条件で発現量の増加が、myogeninは高グルコースの条件で発現量の増加がみられました。Fig.4では、収縮速度と相関が見られるトロポニンC、T、Iにおける速筋、遅筋のアイソフォームについて確認をしています。その結果、低グルコースの条件に比べて高グルコースの条件で速筋タイプのトロポ二ンCとトロポ二ンIの発現量が増加、遅筋タイプのトロポニンIは発現量が減少しました。一方、低グルコースの条件ではトロポニンアイソフォームに影響を及ぼしませんでした。Fig.5では弛緩速度と相関が見られる細胞内の Ca2+ 濃度を調節するタンパク質の発現量を定量し、速筋のCSQとSERQAはストレプトマイシンに関係なく高グルコースの条件で発現量の増加がみられ、速筋でのみ発現が見られるパルブアルブミンはストレプトマイシンが非存在下の高グルコースの条件下でのみ発現がみられました。これらの結果から、筆者らは高グルコース条件での培養がトロポニンと細胞内の Ca2+ 濃度を調節するタンパク質の発現量を変化させ、機能を速筋タイプの特徴へと誘導したと考察しました。

同様に、筆者らは代謝に関わるタンパク質として、Fig.6で解糖系、ミトコンドリアの電子伝達鎖、脂肪酸代謝のタンパク質の発現量を見ています。その結果、低グルコースの条件に比べ、高グルコースの条件で解糖系のGLUT4とPFKでは発現量が有意に増加し、脂肪酸代謝系のMCADの発現量が増加、LCAD、VLCAD、CPT-1の発現量が減少の現象がみられました。これらの結果から、筆者らは培地のグルコース濃度が高グルコースの条件で解糖系タンパク質の発現量が増加したことで解糖系能力が高くなり、酸化能力が低くなったことにより、解糖系の代謝へのシフトとそれに伴い疲労耐性が減少したと考察しています。

今回の実験より、グルコースの濃度とストレプトマイシンはin vitroでの骨格筋培養細胞の機能と代謝に影響があることがわかりました。グルコース濃度は細胞質中からCa2+ 濃度を調節するタンパク質、トロポニンアイソフォーム、および解糖と脂肪酸代謝に関与するタンパク質量を調節し、培地のグルコース濃度を高グルコースにすると骨格筋培養細胞の特徴を速筋タイプへとシフトさせます。一方、ストレプトマイシンは収縮の機能と疲労耐性を遅筋の特徴へとシフトさせるが、成熟度を低下させるため培地へと添加するべきではないと言及しています。そのため、ストレプトマイシンとグルコース濃度は骨格筋培養細胞の成熟度と機能と代謝の特徴を変えることができると結論しています。


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by Fujii-group | 2016-11-16 17:52 | ラボミーティングの内容 | Comments(0)

Trick or Treat 藤井教授の日記

古市先生のご家族一行が、オフィスに来てくれました。娘さん達はハロウィーンの衣装を着ていて、わたしは「Treatを要求されたら何を、、、」と頭をフル回転させていたのですが、3歳になるお姉ちゃんは笑顔で「ハッピー・ハロウィーン!」と2つの小袋を差し出してくれました。中には、お手製のクッキーと、折り紙で作った箸置きが入っていました。「Trick」を仕掛けてくるどころか、逆に「Treat」してくれた2名のハロウィーン娘でした。


もう少し大きくなったら、ラボのハローウィーン行進にも参加してくれるんだろうな。



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by Fujii-group | 2016-11-08 18:33 | メンバーの日記 | Comments(0)

Happy Halloween 2016 (K宮日記)

サイクリストにとっては夜の風が辛い季節になってきました、B4の小宮です。
今月上旬までは自転車に乗るとまだ汗だくで、「半袖をしまうのなんてまだまだ先」と思っていましたが、この季節の気候の移り変わりはあっという間です。
皆さまも寒暖差で体調など崩されていないでしょうか?

さて先週26日、毎年恒例となったラボのハロウィンが開催されました。
藤井研では毎年メンバー各々が仮装をし、集団で研究室のある13号館から南大沢駅を練り歩き、そのまま居酒屋さんにて飲み会を開催します。
(毎年お世話になっている居酒屋さんのご厚意により、コスチュームのままの入店をお許し頂いています。)

サプライズ風潮のある当研究室では、各人がどんな仮装をするのか、当然当日まで秘密にしています。
10月初めに「既に準備を終えた」と断言したF井教授, F市助教が何に扮するのか…
B4一人(私K宮)が紛れる院生居室で、M1の先輩方がどのように秘密裡に仮装作製を進めるのか…

F井教授はF市助教の仮装が気になって居ても立ってもいられなかったようで、たまたまラボにいらっしゃったF市助教の娘さんに「お父さんは何になるの?」と聞き出そうとしていました。
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当日は、写真のような多彩な仮装となりました(ラボHPの今月の写真です)。
誰がどれに扮しているか、そもそも何に扮しているか分かりますか?
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ちなみに私たちB4 3人はトランプ(Queen, King, そしてカードの入った箱)に扮しています。
色々な意味で世間を騒がせている米大統領選に、やや無理矢理に引っ掛けたネタだったのですが、
居酒屋で隣の座敷にいらした会社員の皆さまには大変好評でした。
大満足です、顔を塗ったかいがありました!
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ところで、すだれやビニール袋を身にまとったあの先輩は、いったい何に扮しているか分かりますか?
答えは藤井研で研究する私たちにとって身近な存在だったのですが、ラボメンバーでさえなかなか分かりませんでした。
他の研究室の皆さんにはもっと分からなかったようで、中の人は翌日、参考文献を持参して解説に奔走していました。
仮装でもオーディエンスを意識し、分かりやすい表現を心掛けなければならないようです。
ところで、あれ、なんでしたっけ?

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by Fujii-group | 2016-11-04 21:56 | メンバーの日記 | Comments(0)

ある夜の出来事(F井教授)

科研費への申請は何度やっても慣れる事が無く、毎回、打ちのめされます。今年は複数の申請書を抱え込んでしまい、毎日フラフラになるまで、文章を書いては直し、直しては破棄し、を繰り返していました。

そんな生活が続いていたある日の夜、11時くらいだったか、近くのクレープ屋さんでのアルバイトを終えた修士1年のT橋さんが、オフィスに現れました。自分で焼いたクレープを購入し、夜食にと届けてくれたのでした。粉ものが苦手な僕のために甘さを控えめにしてくれたそうです。クレープを手にするととても良い香りがして、実際、とても美味しかったです。おかげでこの日はエネルギーを切らさず遅くまで科研費と格闘することができました。

写真に納まるクレープには、一口かぶりついた歯形が残っています(写真3)。これできっと科研費は採択されることでしょう。春が楽しみです。
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by Fujii-group | 2016-11-01 19:05 | メンバーの日記 | Comments(0)

分子生物学、運動生化学、生理学研究、の日々


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