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誕生日プレゼント

先日、ラボの皆さんが素数の歳になった私の誕生日を祝ってくれました。
学生さんは手作りで、フルーツタルトを作ってくれました。理系研究者なのにキウイの分解酵素の存在を忘れていて、ゼリーがかたまらなかったようですが、それを含めておいしかったです!
そして、すてきな印鑑をプレゼントとして頂きました。
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この印鑑の絵は、私の部屋の暖簾(過去の学生が私の似顔絵を書いてプレゼントしてくれたもの)からきております。
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これから、毎週学生さんのラボのノートに、確認印として押していきます。実験の調子が悪いときに押すのはやめておきますね。

心のこもったプレゼントどうもありがとうございました。



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by Fujii-group | 2016-07-27 21:18 | メンバーの日記 | Comments(0)

七夕

M1のM.Nです。
7日は七夕でしたが、みなさん願い事はしたでしょうか?当研究室では素麺は食べないものの、毎年短冊に願い事を書き笹に吊るすことがイベントになっております。
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13号館に入ると、天井にまで届く高さの笹がお出迎え。願い事の内容は、手がすぐに届きそうなものから目標高いものまで様々です。個人の独断と偏見で、幾つか紹介させていただきます。
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「器用な人間になりたいです」
  私も器用になりたいです。

「週休7日」
  休みの日にするようなことを仕事にできれば週休7日になりますね。

「旅したい」
  毎日が新たな発見への旅、ですね!

「鼻水が止まりますように。」
  身体は資本です。お身体を大切に。

「みんなの願いがかないますように」
  心が広いです!

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短冊はどなたでも吊るすことが出来ますので、たまたま13号館の近くを通りかかった方、研究室進学を希望の方はぜひ来年書きに来てくださいね‼




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by Fujii-group | 2016-07-21 20:39 | メンバーの日記 | Comments(0)

JCまとめ M田

Fnip1 regulates skeletal muscle fiber type specification, fatigue resistance, and susceptibility to muscular dystrophy:PNAS:January 13, 2015:Vol. 112: no.2

今回の論文はFnip1の欠損により遅筋化が起こるという論文である。
骨格筋は自身を構成しているタンパク質の一つであるmyosin heavy chain(MHC)の種類によって4つのタイプに分類される(Type I, Type IIa, Type IIx, Type IIb)。その中でもSlow Typeとして分類されるType IやType IIaはミトコンドリアの量が多いことが知られている。ミトコンドリアは細胞内において糖や脂質からエネルギー貯蔵物質(ATP)を作り出す細胞内小器官である。ミトコンドリアの量の上昇は糖や脂質代謝の亢進につながることから、Slow Typeの増加は、肥満、脂質異常症および2型糖尿病といった生活習慣病に対して効果があると考えられている。ヒトやマウスにおいて持久トレーニングを行うとSlow Typeの骨格筋が増えるということが知られているが、細胞内のメカニズムについてはいまだ明らかにされていないことが多く存在する。
今回の論文は、N-ethyl-N-nitorosourea(ENS)という点突然変異を引き起こす薬剤による順遺伝学的手法から見つかってきたFLCN-interacting protein 1(Fnip1)の欠損マウス(Fnip1 Null)を用いている。Fig.1では、Fnip1の欠損によりType I線維が増加したことを組織学的手法によって示している。ミトコンドリアに存在するタンパク質の染色、ATPaseによるType Iの染色、slow type筋線維のマーカー(MyH7)の染色および、電顕によるミトコンドリア量の観察からType IがFnip1の欠損により増加していることが明らかとなった。また、Fnip1Nullでは筋線維間の血管の数が増加していること、加えて筋線維の断面積が小さくなっていることがわかった。Fig.2においてもqPCRとウエスタンブロットによってType IがFnip1 Nullで増加したことを確認している。Fnip1 Nullにおいて骨格筋内で酸素を運搬するタンパク質(Myoglobin), Troponin Slow type, MyH7のmRNAが増加していた。一方、Type IIbのマーカーのmRNAは減少し、Myoglobin・MyH7・ミトコンドリア内膜に存在するタンパク質(CytoC)の量は増加していた。
先行研究によりFnip1がAMPKと結合することが示されていることから、AMPKのリン酸化およびAMPKのターゲットとなる因子の発現量の確認を行った(Fig.3)。結果、AMPK(Thr172)のリン酸化がFnip1 Nullで上昇していることが分かった。また、AMPKによりリン酸化される分子も一部についてはリン酸化が上昇していることが分かった(pACC1)。加えて、AMPKのターゲットとなるPGC1αについてもタンパク質、mRNAともにFnip1 Nullで上昇していた。Fig.3の結果から、著者らはAMPKのリン酸化がFnip1を欠損することで恒常的に生じ、それに伴い下流の因子の活性化も上昇したと述べている。
骨格筋の機能面からType Iが上昇したことを次のFig.4では示している。こちらは、麻酔下のマウスの脛骨神経を電気刺激し、アキレス腱の張力を計測するという方法をとっている。結果、Fnip1 Nullでは最大発揮張力が減少していた。一方で収縮力の持続性は上昇し、収縮後の回復力も上昇していた。これらの特徴はType Iの特徴と一致することから、著者らはFnip1の欠損によりType Iが上昇したと述べている。
Fig.5では、ミトコンドリア新生に関与しており、Fig.3の結果から上昇が確認されたPGC1αとFnip1の欠損によるType Iの上昇の関連性についてみている。著者らはこれらの関連性を観察するためにPGC1αとFnip1のダブルノックアウトマウスを作成した。このマウスは、見た目として赤筋化がみられたもののMyH7, Myoglobin, CytoCの発現量がFnip1 Nullに比べて減少していた。よって、Fnip1の欠損によるType Iの上昇にはPGC1αが必要であることがわかった。
Fig.6では、デュシェンヌ型筋ジストロフィー(DMD)モデルマウス(mdx4CV)を用いて筋ジストロフィーの症状が緩和するかどうかについて実験を行っている。DMDの症状としてミトコンドリアの機能不全が生じることが知られている。Fnip1 Nullではミトコンドリア新生に関するPGC1αが上昇していたことから、著者らはFnip1の欠損がDMDの症状を緩和するのではないかと考えた。方法としてFig.6ではmdx4CVとFnip1 Nullのダブルトランスジェニックマウス(mdxFnip1)を使用している。結果、mdxFnip1では筋損傷が軽減していた。しかし、Utrophin(ジストロフィンのホモログ)がmdxFnip1でmdx4CVよりも発現量が低くなっていることから、ジストロフィンがFnip1の欠損によって改善されるわけではなかった。
以上より、Fnip1はType Iの発現を抑制していることが示唆された。また、そのメカニズムにはPGC1αが関与していることも分かった。さらに、Fnip1の欠損はDMDの筋損傷を和らげる効果があることも明らかとなった。しかし、Fnip1のType I抑制への作用機序については仮説にとどまっており、今回のデータからは明らかにされなかった。また、DMDの症状緩和についても詳細な解明はなされていなかった。


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by Fujii-group | 2016-07-11 10:51 | ラボミーティングの内容 | Comments(0)

花のプレゼント2

先日、用事で大学に来た古市さんのお子さんが、暑い中、大学の裏庭に出て、花を取ってきてくれました。
今回は、夏の除草でほとんどの野草が刈られておりましたが、その中でも小さな花をみつけて、プレゼントしてくれました。
小さな花に合うように、研究室で余っていた小さなエッペンチューブに活けました。
花の名前は、図鑑で調べてくれるそうです。ありがとう!
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by Fujii-group | 2016-07-08 19:19 | 研究以外の日々 | Comments(0)

分子生物学、運動生化学、生理学研究、の日々


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