こんにちは、最近体力の減退を感じてトレーニングルームの利用を考えているK端です。

5月23日(月)、TOBIRAの研究交流フォーラムに伺いました。実際の医療現場を見据えた研究が多くあり、自分の研究成果が今後どのように社会貢献していけるだろうかと考え直す良い機会になりました。またB4の学生数名は初めて学外の研究会の場に参加したということで、良い刺激となったようです。

そんな中M1のA木さん・T橋さんは、羊土社の方から3匹目となるぬいぐるみ(ひつじ社員)をもらってきました。(参考のリンク)
このぬいぐるみがあると研究がうまくいくというジンクスがあるようです。ちょうど3匹になったということで、当研究室の3つの研究部門ごとに名づけました。これからの研究の動向を見守ってもらいましょう。
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追記
先日、T橋さんのXX歳の誕生日でした(本人曰く永遠の20歳)。行動生理学研究室の北先生の誕生日と日付が近いということで北研のM川先輩がケーキを作ってくださり、授業後に皆でいただきました。やっとお酒が飲めるようになって良かったですね、T橋さん!
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by Fujii-group | 2016-05-26 22:54 | メンバーの日記 | Comments(0)

JCまとめ K端

Scientific Reports 5, Article number: 17355 (2015)

Characterization of an Injury Induced Population of Muscle-Derived Stem Cell-Like Cells

Kinga Vojnits, HaiYing Pan, Xiaodong Mu & Yong Li

 この研究グループは先行研究で、損傷させたマウスの骨格筋でiPS細胞やES細胞といった多能性幹細胞のようにふるまう新規の細胞集団を見つけました。この細胞集団をiMuSCと呼びます。本論文では、この細胞の幹細胞としての特性や発現遺伝子といった基本的な性質を調べたのち、さまざまな組織に分化誘導をかけ、神経などの外胚葉組織や内胚葉組織に分化できることを証明しました。
 筆者らはCre-LoxPシステムを応用してiMuSCを単離し実験を行いました。その結果、in vitro実験で多くの多能性幹細胞マーカー遺伝子の発現を確認し、in vivoでのiMuSCの骨格筋への移植実験でもこの細胞が多能性を獲得していることを確認しました。
しかしES細胞と比べてiMuSCでは多能性マーカーの発現レベルが低いことや筋原性マーカーの発現レベルが高いこと、完全なキメラマウスの作成には成功しなかった結果から、完全な多能性を獲得している訳ではないことがわかりました。
 今までの研究では分化した体細胞組織から多能性幹細胞が生じ得ることを証明できていませんでしたが、本研究では骨格筋組織において、損傷時の強い刺激によって細胞のリプログラミングが開始されることを明らかにしたとまとめてあります。


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by Fujii-group | 2016-05-23 21:36 | ラボミーティングの内容 | Comments(0)

地震大国日本について

B4の井上です。

4月14日、16日に発生した熊本県熊本地方を震源とする最大震度7の地震から、約1ヶ月が経過しました。ニュースによると、いまだに活発な余震が続き、1万人以上の人たちが避難生活を余儀なくされているそうです。被災された方には心よりお見舞い申しあげます。
我々もわずかで良いので被災された方々の助けになりたいと思い、研究室のメンバーから寄付を募り、日本赤十字社が募集している「平成28年熊本地震災害義援金」に送金しました。

つい数日前の夜、茨城県で震度5弱の地震が起こりました。
私はそのとき電車に乗っていたのですが、私を含め乗客のスマートフォンにいっせいに緊急地震速報が届き、車内にアラームが大音量で鳴り響きました。東日本大震災以来、久々にこのアラーム音を聞いた気がします。
走行中の電車内だったので揺れは感じませんでしたが、念のため緊急停止した電車の中で、このまま続けてもっと大きな地震がきたらどうしようという、ぼんやりした恐怖を感じました。
しかし、被災し避難所で生活されている方々の不安や恐怖は、とてもこんなものではないはずです。
地震大国日本に暮らしている以上、地震災害は他人事ではありません。東京の私たちから被災地にできることは限られていますが、忘れず向き合っていくべきことだと改めて思いました。


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by Fujii-group | 2016-05-20 20:23 | メンバーの日記 | Comments(0)

5月11日から13日に東京ビックサイトにて行われたライフサイエンスワールドに参加してきました。今年は首都大学東京から3つのブースを出展しており、そのすべてを運動分子生物学研究室に頂けました。ブースには様々な研究職の方々が来てくださり、私達の研究に興味を持ってもらえると非常に嬉しく、私達でも知っているような名前の企業の方に来てもらえたりすると、何だかそわそわしてしまう気持ちになりました。
企業ブースでは「え、この会社が?!」と思うような意外な会社がライフサイエンスに関わる研究をしていることを知ったり、現代の技術に驚かされるようなソフトを教えてもらったりと、驚かされてばかりでした。
また、産学公連携センター(URA)の方々には大変お世話になり、まだ社会に出ていない私達に様々なことを教えていただきました。ライフサイエンスワールドに参加したことで、こういった場でどのように振る舞うのかを教えていただくにも大変良い機会であり、総じて学びの多い3日間だったと思います。
P.S.
T橋さんは羊土社の方にぬいぐるみをもらえたそうです。これで、我がラボに置かれる羊土社のぬいぐるみは2匹になりました!羊土社の皆様、ありがとうございました。大切にします。

またの機会には、より発展した研究を知ってもらえるよう、頑張りたいと思います!


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by Fujii-group | 2016-05-18 21:58 | メンバーの日記 | Comments(0)

JCまとめ(A木)

Rac1governs exercise-stimulated glucose uptake in skeletal muscle throughregulation of GLUT4 translocation in mice

この論文は、Rac1が筋収縮時にAMPKを介した経路とは異なる経路でGLUT4の細胞膜へのトランスロケーションを行っているのではないかと示唆する内容でした。筋細胞の糖取り込みには現在知られている範囲で大きく分けて2つの経路があり、一つはインスリンを介し、Aktのリン酸化などを経てGLUT4が膜に輸送されるもの、もう一つは筋収縮をきっかけにAMPKがリン酸化されGLUT4が膜に輸送される経路です。今まで、前者のインスリンを介した経路にRac1が関わっているのではないかといった論文はいくつか投稿されていました。著者らは後者の筋収縮を介した経路に何か働いているのではないか、といった仮説のもと実験を進めています。

論文の結果には、Rac1のノックアウトマウスを用いており、トレッドミルで運動をさせてもAMPKの活性はWT(野生型)と大きく違いがなかったものの、下肢の骨格筋への糖取り込みが抑制されていることが分かりました。これはGLUT4の膜輸送が抑制されていることによるものだと述べられており、それを確認するためにαサルコグリカンとGLUT4の重なりを免疫染色法を用いて確認した実験も行われています。また、骨格筋の外の状況に変化がないか調べるために、骨格筋周辺の毛細血管の様子を観察しています。しかし、これもWTと大きな違いがありませんでした。加えて、細胞内のこれらの結果を踏まえ、Rac1は筋収縮時にAMPKを介した経路とは異なる経路で働いていることを示唆し、論文をまとめてありました。


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by Fujii-group | 2016-05-17 14:55 | Comments(0)

ラボの新人紹介3


はじめまして、今年度からこの研究室で卒研生としてお世話になっております、生命科学コース4年のH口です。今年度2人のルーキーとは異なり、「英字+漢字」で行かせていただきます。

初めてこの研究室を知ったのは、藤井先生が担当されている副専攻の専門科目でした。そして、私がこの研究室に入ったのは、骨格筋に存在するサテライト細胞(骨格筋幹細胞)に心惹かれたからです。副専攻の人間健康科学概論という授業でサテライト細胞の話や分化した細胞の収縮する映像を拝見し、“自分もこのサテライト細胞で研究をやりたい!”と心から思いました。それ以来、その気持ちが色褪せることがなく、今日に至ります。現在は先生方の指導の下、サテライト細胞を用いた培養実験等の基本的な操作を学んでいます。

私の自己紹介をしますと、小さいころから生き物が大好きで、休日は林や河川などに遊びに行き、昆虫採集や魚採りをしていました。現在は、釣りを趣味としており、釣り日和の休日は神奈川県の横須賀や千葉県の館山などに赴き、アジやキスを釣っています。また、サッカーが大好きで、暇さえあればサッカーを観戦し、スタジアムに足を運んだりしています。

今はまだ研究の第一歩を踏み出したばかりですが、いつの日か多くの方の希望となる結果を得られるよう、精一杯取り組んでいきたいと思います。

どうぞよろしくお願いいたします。


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by Fujii-group | 2016-05-12 18:17 | メンバー紹介 | Comments(0)

第15回ライフサイエンス・ワールドにて、藤井教授、眞鍋准教授、古市助教がそれぞれ、首都大学東京のブースを開設します。
詳細は"http://www.lifescience-world.jp/"をご覧ください。




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by Fujii-group | 2016-05-10 13:13 | 研究に関連する話 | Comments(0)

運動の春 (K宮日記)

4月が終わったばかりだと言うのに、太陽はもう真夏の日差しをちらつかせています。
ルーキー紹介はあと1人残っていますが、その前にB4のK宮です。

個人的なことになりますが、先月中旬に親知らずを4本抜歯しました。
今は長引いた痛みもようやく収まりましたが、まだ食事に気を遣う日々が続いています。
とはいえ、直後の悶えるような痛みと、噛みどころのない口で食べる食事に比べれば、ほぼ日常を取り戻したと言えるでしょう。
このようにケガや病気(治療生活を含む)を負ってしまったときこそ、日々つい忘れがちな健康の有難みを実感するものです。

当ラボの研究の根幹には、「運動は多様な健康効果をもたらす」という理念があります。
例え足元のサッカーボールを空振るような運動音痴の自分も、少しはそれを実践してみようではないか。
という話は少々後付けですが、今春から通学の半分(たまに全て)を自転車に変えました。
これまではバスを2本乗り継ぎ、長いときで1時間半かかっていた道のりですが、
自転車だと40分~1時間と短くなり、交通費も半分以下という、現実的なメリットもあります。
また個人的には、自転車の速度域が自然を最も感じ取り易いという点も気に入っています。
歩きや自動車では感じ取れないわずかな勾配や風の方向、草や花の匂い、空の色。
このようなものを感じ取りながら移動するというのは、一日の始めと終わりの気分転換にもなります。
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ただひとつの懸念は、極度の暑がりと汗っかき、そして雨男(らしい)の私が、日本の梅雨と猛暑に負けず自転車通学を続けられるか、ということでしょうか。
自転車通学をしている隣のラボの同期に負けないよう、頑張ります。

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by Fujii-group | 2016-05-06 19:42 | メンバーの日記 | Comments(0)

分子生物学、運動生化学、生理学研究、の日々
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