TBS「夢の扉+」の放送に、ラボメンバーでキャッチボールをするシーンがありました。藤井先生はトレードマークのレッドソックスのキャップとジャンパーを身に纏い、みんなも笑顔でボールを投げていました。
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実はこのシーンのために、撮影が近づくと僕たちはいつも以上にキャッチボールの練習に励んでいました。やっぱり、みんなで運動するのは良いですね。実験室では見られない皆の素顔が見られて面白かったです。まずは高橋さん。男兄弟がいるので小さい頃から野球をした経験があったという彼女。あるとき「わたし、カブレラの物まねができます。」と言いながら、おもむろにバットを握り、あのふんぞり返るバッティングフォームを見せてくれました(高橋さんは埼玉出身)。あの迫力は日本記録タイの年間55号を放った全盛期のアレックス・カブレラの姿そのものでした。青木さんも小学校の頃に野球をやっていたようで、とても上手でした。当時は外野手で、タッチアップで本塁を狙う三塁ランナーを捕殺するプレーを毎日欠かさず練習していたらしいです。先日は藤井先生にツーシームの投げ方を教わり、真剣に練習を重ねていました。スライダーの他にもう一つ球種が増えたと喜んでいました。僕(古市)も藤井先生と同じく、大学4年まで野球をやっていた経験者です。大学1年のとき吉野屋のアルバイトで貯めて買ったミズノプロのオーダーグローブが、夢の扉+の予告編に一瞬映ったので大満足でした。そんな野球好きな僕ですが、一時キャッチボールの練習に参加できませんでした。ある日の練習で、急性腰痛症になってしまったのです(いわゆるギックリ腰)。体育の授業を担当する自分がギックリ腰だなんて、恥ずかしい限りです。その日データクラブ担当だった僕は必死に発表を終え、足ならぬ、腰を引きずりながら帰ったのでした。今はすっかり良くなりましたので、もう良い思い出です。運動の効果は、個人の体内だけで生じるものではないようです。チームの結束力を高めるのにも効果抜群です。これからも続けていきましょう。


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by Fujii-group | 2015-05-26 16:47 | 研究以外の日々 | Comments(0)

TBS「夢の扉+」の取材で、マークとの関係が炙り出されました。

医学部への進学は4年生大学を卒業してからの挑戦となるアメリカでは、それを目指す大学生は夏休みに「サマー・ステューデント」制度を利用して、様々なボランティア活動に励みます。試験での点数だけでなく、社会貢献の実績が、入試での評価の重きになるからです。研究機関で研究の手助けをするのも、高い評価を受けるボランティアの1つです。

マークは、Goodyearラボで「奇跡の年」呼ばれた年の夏にやって来ました。総勢5名がボランティアに来てくれた年で、全員がものすごく優秀だった、「奇跡の年」。

マークとは親しくて、フェンウェイ・パークに野球を観に行ったりしました。その道すがら、バーでビールを飲もうとしたら、「ごめん、まだお酒を飲める年齢じゃないんだ。来年ならOKだけどね」、といった小事件も経験したりして。

サマー・ステューデントのボランティア期間は通常8週間。だからマークの苗字を、ぼくは知らなかった。ファースト・ネームで呼び合うアメリカでは、これは普通の感覚で、数年間一緒に働いても、ぼくを「藤井」と認識できている人は半数に満たないと思う。もちろん「ノブ」とは覚えていてくれるだろうけれど。

取材の過程で、あの夏の、マークの何気ない言葉が忘れられないことを吐露。それの詳細を知りたいディレクターの小林さんに、ぼくが渡し得た情報は「アメリカに住むマーク」だけ。

なのに、さすがに小林さんはプロ。ちゃんと本人を見つけ出しました。そして、渡米して直接本人に取材した、サプライズのビデオ・レター。放映では短縮されていたけど、実際へのわたしへのビデオ・レターは、15分間にもわたる大作でした。

後で聞くと、ボストン時代のぼくのボスにメールしたり、独自の情報網を駆使したりと、番組作製のための執念に溢れた取材がなされたそうです。

幸せを生むために一所懸命になる。番組制作も研究も、似た作業だなと思いました。


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by Fujii-group | 2015-05-23 10:28 | 研究以外の日々 | Comments(0)

夢の扉+:藤井宣晴

夢の扉+で、わたし達の研究が放映されました。取材に4か月間と、撮る側も撮られる側も体力と集中力が必要な作業でしたが。

実質の放映時間は23分間ほどだったそうです。けれど、撮影時間はそれの何十倍。つまり、使われなかったシーンがたくさんありました。番組作りの過酷な一面ですね。共同研究者の本学理工学部、坂井貴臣先生と田岡万悟先生にも撮影には協力していただいていました。お礼申し上げます。

撮られる側で最も奮闘してくれたのは、本研究室の眞鍋康子先生と古市泰郎先生。スケジュール調整から実験の準備まで、ありとあらゆるお膳立てを、休日を犠牲にしてまで二人がしてくれました。本編では映る機会が少なくてとても残念でしたが、実際には二人が登場予定だったシーンはいくつも撮影されていたのでした。

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本研究室が行っているマイオカイン研究の展開に、二人が最も重要な役割をしていることは、ラボのメンバーであれば誰もが知っています。今回のTV放映では隠れてしまいましたが、わたし達の研究の夢の扉を開くのは、間違いなくこの二人です。


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by Fujii-group | 2015-05-19 21:06 | 研究以外の日々 | Comments(0)

AO木さんの自己紹介

みなさん、こんにちは。

昨年度からお世話になっております、AO木です。バレバレです。

ルーキーなのかルーキーじゃないのかよくわからないので、研究室に配属されてから約2ヶ月がたっての感想を書いておきたいと思います。また、私は昨年度からお世話になっていたため、卒業された皆さんと1年だけですがたくさん関わらせて頂きました。卒業されたみなさんにも読んでもらえたら幸いです。

昨年度、ひたすら人から教わるだけでいた私が、今は教える立場にもなり、教えることの大変さや一緒に実験することの楽しさを学んでいます。厳しく、厳しく、たまに優しいK倉さんのもと実験・研究が出来たからこそ、いま何とか自力で研究を進めようとする力がついてきているのかな、と感じています。ありがとうございます。

また、人から何かを聞かれたときにすぐに答えられるような知識や余裕が最近はなく、ふと、余裕がないことに気づいたときにT村さんを思い出します。あんな風に穏やかにスマートに、かつ熱意をもって研究に臨んでいる人を知っていて、私は幸せ者だなあと思いました。

毎日何かしら手を動かしていても結果が出ないとか、ショウジョウバエの餌替えやマウスの床敷き交換で一日が終わることもありますが、ぐぬぬ…となっているときに手を動かし続けることを教えてくれたI藤さんを思い出して、頑張らねば!と思い直す日々です。

3月、最後のラボミーティングで同期を大切にしなさいと教えてくれたM田さん。この教えだけは守ろうと思い、B44人で仲良くやっています。昼間は頼れる先輩がいない分、4人で力を合わせて頑張っています。励まし合うことけなし合うも多々あります。「どんなに大変な状況になっても、仲が悪くなるのだけはやめよう」が私たちの約束事です。

ひとまず、来週からは教育実習生として母校でたくさん学んでくる予定です。最近の悩みは高3男子と如何に仲良くするか、です。研究共々、頑張ります!


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by Fujii-group | 2015-05-18 08:38 | メンバーの日記 | Comments(0)

JC内容:武藤

Am J Physiol Cell Physiol 300: C1430C1441, 2011.

Intracellular targeting of peroxiredoxin 6to lysosomal organelles requires
MAPK activity and binding to 14-3-3
ε

Elena M. Sorokina, Sheldon I. Feinstein,Suiping Zhou, and Aron B. Fisher

 この論文はPrdx6の分泌経路に関する論文である。

細胞内からのタンパク質の分泌経路は大別して二つある。一つは、コンベンショナルな経路と呼ばれ、小胞体、ゴルジ体を経由して分泌される経路。もう一つは、アンコンベンショナルな経路と呼ばれ、小胞体、ゴルジ体を経由せずに他の様式で分泌される経路だ。

Prdx6はシグナルペプチドと呼ばれるコンベンショナル経路で分泌されるタンパク質に特有な構造を持っていない。したがって、分泌させるとすればアンコンベンショナルな経路であると考えられてきた。しかし、本論文では、理由は分からないものの、Prdx6がマウスおよびヒトの肺上皮細胞の小胞体に分布することが免疫染色によって示されている(Fig.1,Fig.2)。また、ライソソームにもPrdx6が分布するとこが示されており(Fig.1,Fig.2)、著者らはPrdx6が小胞体からゴルジ体を経由してライソソームへ輸送され、細胞外へ分泌されると考えているようである。実験では、BFA(コンベンショナル経路の阻害剤)を細胞に振り掛けており、それによりPrdx6がライソソームに分布しなくなる結果がしめされている(Fig.1,2)。また、MAPKERK,p38)の阻害剤を細胞に振り掛けても同様の現象が起こることを確認している(Fig.1,2)。ただし、MAPKJNK)はその限りではない。これらの結果から、Prdx6がライソソームに分布するためにはMAPKERK,p38)が必要だと結論付けている。さらに、Prdx6のアミノ酸配列の中でも3140aaが大切であることを検証している(Fig.5)。

 先行研究で、Prdx6はシャペロンタンパクとしても働く14-3-3εと結合するということが分かっているため、ヒトの肺上皮細胞においてもPrdx614-3-3εが結合していることをin situ proximity ligationassayを用いて確かめている(Fig.6)。そしてそれらが、MAPKERK,p38)の阻害剤で結合しなくなることも確かめている(Fig.6)。さらに、免疫沈降法、GST assayでもPrdx614-3-3εが結合を確かめている(Fig.7,8)。最後に、ヒトの肺上皮細胞において14-3-3εのRNAiを用いてノックダウンした時にも同様にPrdx6がライソソームに分布しなくなることを確かめている(Fig.9)。

 これらの結果から、著者らはMAPKERK,p38)の作用によってPrdx614-3-3εが結合することでPrdx6がライソソームに運搬され、細胞外に分泌されると考えているようである。しかし、分泌の有無のデータやMAPKERK,p38)によってPrdx6がリン酸化されるといったデータは無い。


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by Fujii-group | 2015-05-12 12:15 | ラボミーティングの内容 | Comments(0)

夢の扉

わたし達の研究が、TBSのドキュメンタリー番組、「夢の扉+」で取り上げられます。517日(日)1830分に放映されます。藤井教授を筆頭に、眞鍋准教授と古市助教、研究室のメンバー(現役と卒業生も)に加えて、共同研究をしてくださっている本学の研究者が登場予定です。

「骨格筋は動作を生みだすだけでなく、血糖の調節をしたり、ホルモンを分泌したりと、これまで知られてこなかった生物学的機能を持った臓器で、医学の新たな潮流を生みつつある」、という研究成果と将来展望が紹介されるのだと思います。じつは放映本編の構成は教えてもらえないことになっていて、どのような内容になるのかは、わたし達も知りません。

ただ首都大学東京・南大沢キャンパスの数ヵ所が撮影に使われたので、本学関係者の方々に馴染みの光景が多く出てくると思います。複数の本学学生に撮影ボランティア(モデル)として協力していただきましたし、共同研究者である首都大学東京・理工学研究科の田岡万悟先生、礒辺俊明先生、坂井貴臣先生に取材と撮影の協力をいただきました。

首都大学東京のプロモーション・ビデオ的な内容になるのではと思います。

今回の取材・撮影にご協力いただいたすべての方々に感謝いたします。ありがとうございました。


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by Fujii-group | 2015-05-11 08:23 | お知らせ | Comments(1)

5月の連休は金沢に帰省してきました。
新幹線が開通した影響か、北陸は例年より人が多かった印象です。
5月5日の子どもの日、僕は家族でいしかわ動物に行きました。娘の大好きなキリンさんを見ながら「キリンの心臓は大変だな」と藤井先生の講義の話を思い出していました。
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動物園も大勢の人で賑わっていましたが、この日最も活気づいていた場所はどこでしょう?そうです、ゴーゴーカレー金沢本店です。5月5日と言えばもちろんゴーゴーカレーが誕生した日。今年は10周年です。
動物園をお昼前に切り上げ、お腹を空かせた僕たちが向かった先はもちろん金沢大学の手前の田上町。今日はカレーが一杯500円。トッピング無料券がたっぷりもらえるスペシャルデーです。意気揚々と車を走らせて到着しましたが、なんと駐車場は満車。しかもゴーゴーファンの行列は店の外にまで延びていました。
案の定、妻からは、子どもがいるから今日はファミレスにしようと言われました。分かっていたんです。こんな危険なところに2歳の娘を連れて行くことは無理だってことを。でもゴーゴーファンの僕としては、どうしてもこの日、この場所に来たかったのでした。
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さて、なぜ僕が突然GW(ゴーゴーカレーウィーク)の思い出を語り出したかと言いますと、なんと、先日ブログで紹介した「実験医学×ゴーゴーカレーの特製レトルトカレー」のキャンペーンに当選したのです!喉から手が出るほど欲しかったレトルトカレー、執念で勝ち取りましたぁ!!
見て下さい、この嬉しそうな顔!と、あきれている学部生の顔。僕と藤井教授があれだけ喜んで騒いでいたのに、山田さんは何事も無かったかのように実験を続けています。
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羊土社の皆様、ありがとうございました。


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by Fujii-group | 2015-05-09 16:53 | 研究以外の日々 | Comments(0)

M田君の自己紹介

はじめまして!今年からB4でお世話になります家政婦の○○と同じM田です。名前に負けず劣らずルーキーの中での立ち位置も家政婦のようなポジションです。被ってしまうので悩んだのですが(詳細はK宮君の自己紹介をご覧ください)、M田の意志を継ぎしものと言うことで(「D」のように隠し名ではありませんが)、M田で行かせていただきます。
出身は東京・神奈川には勝てないけど千葉あたりにはそろそろ対抗できるんじゃないかと模索しております埼玉県です。幼稚園から中学校までサッカーをやっていましたが、受験に失敗したことがきっかけで高校では山岳部に所属し、一度も見学に来たことのなかった大学に入学、紆余曲折しながら現在の研究室にたどり着きました。性格は、石橋を叩いているうちに叩き壊してしまうようなタイプです。
研究に話を移しますと、現在私は骨格筋の組織幹細胞を使って、筋肉の質について研究しています。過去のブログを見ていただければ分かると思うのですが、筋肉には遅筋(赤筋)と速筋(白筋)という質の違いが存在します。前者は酸素好きで脂っこいものもけっこう大丈夫なのんびり屋さんで、後者は酸素嫌いで甘いもの好きなせっかちなやつです。現代人にとっては、のんびり屋さんが増えてくれればありがたいかもしれないですね。
元々、長距離走型のトレーニングをするとのんびり屋さんが増えると言われていたのですが、当研究室では骨格筋培養細胞の結果から、あるものを添加するだけでのんびり屋さんが増えるのではないかという可能性を見出しました。
私はこの添加物が本当にそれらタンパク質の合成を促進するのか、またしているとしたらどのようなメカニズムで促進するのか、再現性及び分子機構を解明するべく、日夜のんびり屋さんとせっかちさんの面倒を見ています。
しかし、まだまだ彼らの謎はたくさん存在しており、神経との関係があるだとか、エネルギーセンサーである物質と関係があるとか、周囲の物理的な硬さが関係しているのではないかとか……。飽くなき探究心を胸に頑張ってまいります。
私の生物学という大海原への航海は始まったばかりです。
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by Fujii-group | 2015-05-03 10:22 | メンバー紹介 | Comments(0)

Cell Stem Cell. 2015 Feb 5;16(2):171-83.
The NAD+-dependent SIRT1 deacetylase translates a metabolic switch
into regulatory epigenetics in skeletal muscle stem cells.
Ryall JG, Dell'Orso S, Derfoul A, Juan A, Zare H, Feng X, Clermont D,
Koulnis M, Gutierrez-Cruz G, Fulco M, Sartorelli V.

 骨格筋の損傷・再生過程には組織幹細胞である筋サテライト細胞(Satellite
Cells)が関わっています。普段は休止状態のSCsは損傷刺激によって活性化し、増殖と分化を経て筋線維の再生に寄与します。また、このとき将来に再び起きる筋損傷に備えるために、SCsの一部は自己複製(Self
renewal)して休止期に戻ることが知られています。このようなSCsの運命決定はどのような因子によって調節されているのか。この論文では細胞内の代謝変化が合図となってSCsのエピジェネティック制御を引き起こしていることを報告しました。

 SCsは筋線維から単離(培養)されると活性化し、その大部分は筋細胞に分化していきます。著者らは、筋線維から単離したフレッシュなSCs(FI)と48時間培養したSCs(Cul)を採取し、RNA-seqによってRNAを網羅的に定量比較しました。GO(Gene Ontology)解析の結果、FIでは脂肪酸酸化に関わる遺伝子、Culでは解糖系に関わる遺伝子の発現が高い、すなわちSCsは培養前後で代謝経路が脂肪酸酸化から解糖系に移行していることを明らかにしました。
 ここで著者らはSIRT1の働きに注目しました。SIRT1はNAD+依存的に活性化する脱アセチル化酵素であり、ヒストンH4K16acを介してエピジェネティック制御を担うことが知られています。脂肪酸酸化が優位な状況では電子伝達系で生じるNAD+が多いため、SIRT1の活性が高まります。逆に言うと、解糖系が優位になれば、電子伝達系によるNAD+が減少し、SIRT1の活性が低下します。実際に、FIと比較してCulのSCsは、Sirt1の発現量(mRNAのみ)、H4K16ac(免疫染色)、細胞内NAD+濃度がいずれも低下していました。また、グルコースの替わりにガラクトースで培養すると、強制的に細胞の代謝を酸化的リン酸化にシフトされた結果、細胞内NAD+濃度が増加しました。このとき筋分化の調節因子であるMyoDが減ったことから、これらのシグナルが筋形成に関わることが示されました。
 続いて、Cre-loxpシステムによってSCs特異的にSIRT1をKOしたマウス(脱アセチル化を担うエキソン4を削除)を用いて解析が行われました。SIRT1が働かないSCsではH4K16acが消えないことにより、MyoDの発現が高まりました。著者らはSIRT1活性の無いSCsでは筋分化が進むのではないかと考え、RNA-seqとGO解析を行い、確かにSIRT1 KOでは成熟筋で発現する遺伝子が高まっていることを見出しました。さらに、H4K16acとSIRT1のChIP-seqをして「SIRT1活性→H4K16脱アセチル化→mRNA発現」という関係性を示しています。ちなみにこのマウスは、生後あるいは損傷再生期の筋サイズが小さいという表現型が観察されました。
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 代謝環境がどのように遺伝子発現に影響を与えるのか、その仕組みの一旦が見えました。しかし、発現が調節された遺伝子の内、ヒストン修飾だけで説明されるのは一部であることから、今後さらなる研究が必要だと思われます。
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by Fujii-group | 2015-05-01 15:22 | ラボミーティングの内容 | Comments(0)

分子生物学、運動生化学、生理学研究、の日々
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