<   2011年 01月 ( 6 )   > この月の画像一覧

M1 M藤さんの日記


前回のミーティングの内容にひきつづき、今回はM1のM藤さんの徒然日記です。人間働きながら、しかも年を取ってから新たに何かをし始めるって大変なことなのです。自分の殻を破って、一歩踏み出すことができることってすごい、と思います。


:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
私は理学療法士(リハビリを行う人)として働きながらラボに来ています。
リハビリを職業とされる方は、どなたも患者さんを少しでも良くしたい、何か役に立ちたいと思っていると思います。そして、日々「この症状は何が原因で起こっているのだろうか」や「もっと患者さんを良くする方法は無いだろうか」などと悩んでいるのではないでしょうか。私はそういった日々の疑問の答えを見つけるためにも臨床研究を行う必要があると考えていました。
 しかし、いざ研究を行おうと思っても、どうやれば良いのか分かりませんでした。PTジャーナルや理学療法などの雑誌を読み参考にしても、どの論文が意味のあるものなのか判断ができず、とりあえず何か始めようとしても患者さんを対象とすると、被験者の条件設定が難しい、人数が集まらないなどの問題があり、だったら症例検討の方が、意味があるのではないかと考え、行ってみても、自分が考えていたような、分からないことを一歩一歩解決している感覚が得られませんでした。
 そこで、考えを変えて、基礎研究の分野に進むことにしました。人を対象とする前に動物や細胞を対象に研究を行うことで得られることがたくさんあります。また、リハビリ以外のもっと確立された研究分野に触れることで、改めてリハビリ分野の研究はどのようなことが行われているのか他と比較して考えることができます。
 この文を読んで、興味が湧いた方がもしいましたら、相談にのります。ご相談下さい。(M藤)
[PR]
by fujii-group | 2011-01-28 19:22 | メンバーの日記 | Comments(0)

M1 M藤さん担当分

少し前にやった、ラボミーティングの内容が、ようやく送られてきましたのでアップロードします。
今回の内容は、担当者本人も少し、物足りないと思った論文だったようです。

:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
Fibroblast Growth Factor21 Is Induced in Human Skeletal Muscles by Hyperinsulinemia
Dlabetes,Vol58,December 2009
Pernille Hojman, Maria Pedersen, Anders Rinnov Nielsen, Rikke Krogh-Madsen, Christina Yfanti,Thorbjørn Åkerstrom, Søren Nielsen, and Bente Klarlund Pedersen

Fibroblast Growth Factor(FGF)ファミリーには、22のFGFが属し、さらに7つのサブファミリーに分けることができる。その内の1つであるFGF19サブファミリーにFGF21は属する。FGF19サブファミリーは各種の代謝調節因子とされており、中でもFGF21は糖・脂質代謝に関わる因子として注目されている。
 先行研究にて、マウスの骨格筋に、AKT1をOver expressionすると骨格筋内のFGF21量が増えることが報告されている。また、マウスの骨格筋細胞培養株(c2c12)に、PI3K阻害剤を添加すると、FGF21の細胞内・細胞外(上清中)の量が減少するが、そこにインスリンを添加するとFGF21の細胞内外の量が増えることが報告されている。
 そこで、本論文では、先行研究を受け、糖・脂質代謝に関わるとされるFGF21が人においてインスリン刺激によって骨格筋内で増加し、骨格筋より血中に分泌されるのではないかという仮説を持ち検証している。
 The hyperinsulinemic euglycemic clampを用い、インスリン刺激を行ったところ、インスリン刺激後3時間で、インスリン刺激前に比べて骨格筋内(n=23)のFGF21 mRNA量、血中(n=14)のFGF21量が増加したことが報告されている。
 また、男性122人の空腹時血中インスリン量を側定し、値が低い方から順に並べ、第一四分位数と第三四分位数に当たる被験者において、骨格筋中のFGF21 mRNA量を計測し、比較すると第三四分位数に当たる被験者の方が、有意に高値を示したことが報告されている。女性においても行っているが、有意差は無かった。
 さらに、回帰分析により男性の骨格筋中のFGF21 mRNA量と空腹時血中インスリン量に相関があったとされている。
 これらの結果より、人においてもインスリン刺激により、骨格筋にてFGF21の発現が増加し、血中に分泌されているのではないかと考えているようだ。
 今回の論文は、先行研究のストーリーを無理やり、人に当てはめようとしている印象を受けた。The hyperinsulinemic euglycemic clampを用いた実験1つとってもFGF21 mRNA量は調べているがFGF21自体の量は調べていない。また、血中のFGF21量の増加も、骨格筋から分泌されているとは断定できないと考える。しかし、人において骨格筋よりFGF21が分泌され、代謝の何らかの過程に関わっているとしたら、面白いことだと考える。
[PR]
by fujii-group | 2011-01-27 17:47 | ラボミーティングの内容 | Comments(0)

首都大学東京のHP

 首都大学東京のホームページがすっきりとリニューアルしております!

ホームページ上からの教員の検索や、各研究科へのホームページへのアクセスが以前よりは改善されました!
しかし、例えば我々のラボのHPにたどり着くには、
首都大学管理のHP→研究科単位のHP→ヘルスプロモーション学域のHP→先生の名前やラボを選んで→我々のHPとなっており、何段階もクリックする必要があります。

我々のラボのHPを見たい場合は、右のカラムにある「ラボのhomepage」をクリックするか、Googleで運動生化学といれましょう。
トップがこのブログで、二番目が我々のHP、トップ2を占めております(ちょっとうれしい!)。
[PR]
by fujii-group | 2011-01-24 09:18 | お知らせ | Comments(0)

センター試験

 先日はセンター入試でした。ここ首都大学東京でも多くの受験生が試験に取り組んでおりました。
我々の頃とずいぶん試験科目や様式も変わったのかな、と思いつつ、現代の高校生の勉強内容が知りたくもあり、試験問題をちらりと見てみました。
 
 今年の生物の問題は遺伝やら発生の問の後、骨格筋に関しての設問がありました(生物IB 問4)。これは解けなかったら、大学教員失格だろうな・・・と思いながら、試しに解いてみました。たった3問でしたが無事全問正解で安心しました。

 管理人にとって、高校時代は、はるか遠い昔になりますが、高校時代に習うことは研究の基礎の基礎で、とても重要なんだと、今になって改めて思います。特に高校生物の図解は、かなりの優れもので、下手な大学生向けの教科書より素晴らしいとF教授も絶賛しておりました。

 受験生の皆さんにとっては、生物なんて単に暗記科目だ!と思われているかもしれません。しかし、それが、暗記だと思わなくなったとき、本当の勉学の面白さや、研究の意義が見いだされると思います。単に暗記と思っているあなた!早く大学生になって勉強するという本来の意味を学んでほしいと思います。
[PR]
by fujii-group | 2011-01-17 20:50 | 研究以外の日々 | Comments(0)

書初め

 本日、ラボメンバーは今年の決意を書初めにして、写真をとりました。ホームページ
の表紙に皆の書初めを載せましたので是非ごらんください。
ブログでは、皆の顔入り写真を載せて、決意表明(書初め)は小さめに載せておきます。

b0136535_202450.jpg

[PR]
by fujii-group | 2011-01-12 20:03 | 研究以外の日々 | Comments(0)

2011

新年あけましておめでとうございます。

本年も藤井ラボ一同よろしくお願いいたします。
本日、大学はまだ閑散としておりましたが、うちのラボメンバーは、いつもと違い、8時半には数人が仕事を開始しておりました(普段ならあり得ない・・・)。皆の今年の意気込みが感じられる、2011年の仕事始まりでした。
その勢いで、今年もがんばりましょう!
b0136535_19325088.jpg

[PR]
by fujii-group | 2011-01-04 19:35 | 研究以外の日々 | Comments(0)