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乾燥品

 水分を含んだものは乾燥すれば、縮れて小さくなります。
例えば、干しブドウ、切干大根、ワカメ、干し柿、などなど、元々は水分をたっぷりと含んだものは水分を飛ばし、乾燥させ保存食などとして使われていますね。実験でも、試薬は凍結乾燥品として、水分をとばしたサラサラの粉状態で輸送され、それを溶解して、使用したりします。
乾燥という現象&技術はすごいですね。

 我々のラボは、乾燥の物性などを扱っているラボではありませんので、乾燥によりおこる分子メカニズムや水に浸した時に起こるメカニズムをここで論議したいのではありません。
 ここでは、乾燥という現象が起こした、我々のラボのとても稚拙な会話をお楽しみください。

 M助教「DNAを流した時に使うアガロースゲル(お菓子作りなどで使う寒天のこと)を、放置していたら、乾燥してすごくミニチュアサイズになり可愛くなった!!見て!!」
(左が乾燥アガロースゲル、右は通常のアガロースゲル)
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 M武君「なんですかそれは!!!いや、いいですねえ。携帯のストラップになりますよ」
 「それを水に浸したら元に戻るかもしれないですよ!」

 M助教「いや、さすがに戻らないでしょう。お菓子などの干した梅干しを水につけても、普通の梅干しには戻らないもの」
 M武君「いや、アガロースは梅干しではないのでやってみてください」

という学生の意見で水に浸してみました。予想外に、ほんの少しだけ戻ってサイズが大きくなりました。でも全然元には戻りません。はい、当然ですね。
 (左側が通常のゲル、右が乾燥ゲルを水戻ししたもの)

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by fujii-group | 2010-09-27 10:52 | 研究以外の日々 | Comments(0)

大学院入試 合格発表


 ようやく八王子にも秋の訪れが感じられる季節になりました。

 今日はうちのラボが所属する人間健康科学研究科の大学院の入試発表がありました!。うちのラボを受験した人たちは、無事合格したようですが・・・・?

 「たとえ合格して、まじめに2年間ラボにいたとしても、ちゃんと修士らしい実験をしないと卒業させないから・・」とF教授が宣言しておりますから、これからが、本番です。

 これは、「きれいなデータを揃えろ」という意味ではないのです。修士でやったことが全部ネガティブなデータだったとしても、論理的にものをすすめ、自分で考えられる能力がついていれば、それなりに評価されます(博士課程場合はデータが出るまで考えないといけませんが)。

 今は、先輩の言われることを「ハイ」といって聞いておけば、何らかのデータを出せるかもしれませんが、修士課程になると、自分で計画たてて、実験できるくらいになってくれること、期待しております。
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by fujii-group | 2010-09-16 19:52 | 研究以外の日々 | Comments(0)

M君LMの内容

最近、サボり気味だった担当者のラボミーティングの内容、久々にアップデートします。9月からは4年生もラボミーティングのメンバーに加わるのですが。どうなることやら・・・・?

期待しておりますね。

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Cardiac macrophage migration inhibitory factor inhibits JNK pathway activation and injury during ischemia/reperfusion.
J Clin Invest. 2009 Dec;119(12):3807-16.

Macrophage migration inhibitory factor (MIF)は細胞内シグナル経路を調節する炎症促進サイトカインである。MIFは心筋細胞に発現し、虚血の間、AMPKを活性化することによって心臓の損傷を制限する。
再かん流障害はストレスキナーゼであるJNKの活性化を部分的に介している。しかし、この時MIFがJNKを調節しているかはわかっていない。筆者たちはマウスの心臓における虚血/再かん流(IR)間のJNKの活性化や心臓損傷の制御におけるMIFの役割を検討した。
 単離してかん流したMIFノックアウトマウス(Mif–/–)の心臓はワイルドタイプのマウスの心臓と比べて IR後、JNKの上流調節因子であるMAPK kinase 4のリン酸化増加による収縮機能障害、ネクローシス及びJNKの活性化をより促進した。これらの影響はrecombinant MIFを再かん流間に添加することによって抑制された。この事は再かん流間のMIFの欠如は損傷を悪化させるということを示唆している。
活性化したJNKはBCL2-associated agonist of cell death (BAD)のリン酸化の制御によってアポトーシス促進的に働き、この効果はIR後のMif–/–の心臓で強まった。同様のMIF欠如の有害な影響はin vivoでのMif–/–の冠動脈閉塞/再かん流後に見られた。
重要なことに、過度のJNKの活性化は最も低い程度のプロモーター活性をもつMIF対立遺伝子をホモでもつヒト線維芽細胞の低酸素/再酸素負荷後にも見られた。
これらのデータは内因性のMIFが再かん流間のJNK経路の活性化を抑制し、損傷から心臓を保護しているということを示唆している。これらの発見は低発現性のMIF 対立遺伝子をもつ患者にとって臨床的な意味を持っている。
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by fujii-group | 2010-09-13 08:53 | ラボミーティングの内容 | Comments(0)

暑すぎる夏

今年の夏は暑すぎます。夏バテしているのは人間だけではなく、ラボにある機械も故障ばかりおこして、研究費は悲鳴を上げております。
台風も通り過ぎたことですし、少しずつ秋になっていってほしいものです。

頭も体も疲れた時は、書類の仕事が多くあるとうんざりして、爆発しそうになりませんか?そんなときのお役立ちグッズ。(論文ではなく論文を止めているクリップに注目!)
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これ全部、クリップです!

可愛い文具は、いやな書類系の仕事に少し「癒し」をくれます。実験器具や機械もデザインが可愛かったり、慰めてくれる機能があると、失敗しても乗り越えられる気がするのですが・・・?

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by fujii-group | 2010-09-09 09:11 | 研究以外の日々 | Comments(0)

分子生物学、運動生化学、生理学研究、の日々


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