先日に関連した記事がまた別のサイトにありました。


http://sankei.jp.msn.com/science/science/100221/scn1002210702000-n1.htm

 民主党政権がよいとか自民党政権がよいとかは、別として、政権交代がおこわなわれてからというもの、少し科学の予算の使い方にも注目が集まっており、うれしく思います。

 このようなことは、大学にいる先生が少なくとも一度は感じたことがあるはず。「なんでこんなにお金が使いにくいのだろう?」と思いながらも、声を上げていくところがなく、我慢してきました。
 研究費のほとんどは、国民の税金からきているので、きちんとした説明ができる使い方が必要です。しかし、最近は「研究のためにお金を使う」というよりも、「不正がないようにお金を執行する」が第一目的となってしまっているのが、とても悲しいことです。
ある制度を作ったら、トライ&エラーで、まずいところは改善していかないと・・・・。
日本は制度を決めると、使いにくい方法だろうが、欠陥があろうが、「ルールですから」の一言で、まったく改善する余地を残していない気がします。もう少し研究費が使いやすくなること望んでおります。
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by fujii-group | 2010-02-25 20:02 | 研究に関連する話 | Comments(0)

 ラボでは毎週、ラボミーティングがおこなわれており、データの発表、論文の紹介が、一週間ごとに繰り返されることになっております。論文紹介したものは、担当者がまとめて、ブログにアップデートすることになっておりました(このラボが現在どういうことに興味をもっているのか?と、本人の頭の整理のために)。しかし、ここ数カ月は、担当者全員がさぼって、まとめていませんでしたね?

ここ数回の、論文紹介は皆さん勉強不足のところが大きいと気づいたはず。今度からは新四年生も加わりますので、しっかりと紹介していきましょう!。

昨日のラボミーティングで紹介された論文の内容です。

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Cell. 2008 Mar 7;132(5):818-31.Active caspase-1 is a regulator of unconventional protein secretion.Keller M, Rüegg A, Werner S, Beer HD.

これまで、分泌蛋白質は、リボソームでシグナルペプチドが付加されて、小胞体、ゴルジ体をへて、細胞外に分泌されているとされてきた(Conventional pathway)。しかし、近年、シグナル配列をもたないのに、分泌されるタンパク質も多く発見され、これまでの分泌経路とは別の経路が提唱されるようになっている(Unconventional pathway)。シグナル配列をもたないが、分泌蛋白質として知られてきたものとして、IL-1β、IL-1α、FGF-2などがあるが、今回の論文は、システインプロテアーゼとして知られている、カスパーゼ1がこれらのunconventional pathwayに関与していることを示した報告である。

カスパーゼ1はこれまで、IL-1β、-18、-33を活性化させるのに必要なタンパク質として知られてきた。しかし、カスパーゼ1のノックアウトマウスや、カスパーゼ1の阻害剤を用いた実験では、 IL-1βの分泌が減少するだけではなく、 IL-1αの減少、そして、繊維芽細胞からのFGF-2の分泌まで影響されることが明らかとなった。
本論文では、カスパーゼー1がその基質となるIL-1βに影響するだけではなく、直接的基質とはならないIL-1α、FGF-2の分泌にも関与しており、それらの分泌にはcaspase-1との細胞内での物理的会合が重要であるとしている(しかし、会合、その後の分泌の関連性に関するデータはない)。

さらに定量的プロテオミクスを用いてカスパーゼ依存的な分泌蛋白を網羅的に検索したところ、77個の蛋白質がカスパーゼ依存的に分泌されることがわかり、そのうちの7つは機能既知の蛋白質で、ER/Golgi 系を通らないもの(つまりUnconventional pathway)であった。

本研究の結果から、カスパーゼ1が非古典的なタンパク質の分泌に大きな役割を果たしていることが明らかとなった。一方で、基質とならないタンパク質もカスパーゼと会合し、分泌に関係しているようだが、そのメカニズムは全く不明のままである。

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カスパーゼ1はどのように分泌にかかわっているのでしょうか??今後の研究に期待しましょう。
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by fujii-group | 2010-02-17 20:02 | 研究に関連する話 | Comments(0)

That's my point!

We completely agree with these opinions.

http://www.asahi.com/national/update/0214/TKY201002140292.html
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by fujii-group | 2010-02-16 17:24 | 研究以外の日々 | Comments(0)

来年度には

私たちのラボが所属するヘルスプロモーションサイエンス学域は、学部を持たないので、4年生の研究室配属というのは、理論的にはありません。つまり、現在のラボの学生さんは、大学院入試をうけて、他大学から入ってきた人がほとんどです。
しかし!、理工学部の生命コースの学生は、卒業研究に藤井ラボでの研究を希望すれば、卒業研究の配属ラボとすることができるのです。もちろん、大学院にもはいることができます(入試に受かれば)。昨年度はラボができたばかりで、認知度も低く、希望者はおりませんでした。

先日、生命コースの学生さんに来年度配属のラボの希望調査を行いましたところ・・・!いました。うちのラボ希望の学生がたくさん。

私自身は、直接は会ったことがないのですが、教授曰く「やる気がある学生たちだ!」とのことですので、うれしい限りです。4月に4年生になるまえから、少しでもラボに来たいという学生もおり、期待大!

とりあえずは、ラボミーティングに参加してもらい、研究への意欲をさらに駆り立ててほしいものです。

大学院生も下級生ができることで、もうお粗末なラボミーティングはできませんね。
皆の士気が上がることを祈っております・・・
(っといいながら、次のラボミーティングの担当は管理人です。008.gif
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by fujii-group | 2010-02-13 14:23 | 研究に関連する話 | Comments(0)

節分です


1月は、大学の様々な行事(テストだったり、修士論文の発表会だったり・・年度末にむけた事務的なことや来年度の準備など)におわれて、あっという間におわってしまい、気がつけば二月。本日は節分でした!。そこで、ラボの写真撮影会鬼退治バージョンを行いました。
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メンバー全員が鬼のお面をかぶっておりますが、全員退治されたわけではありません。皆のなかにいる「怠け鬼」「弱気鬼」「意地悪鬼」を退治して「実験の鬼」「勉強の鬼」「データに対する厳しい鬼」はそのまま残しました。
これで、2010年度は躍進です(・・・の予定です)。
ついでにレッドソックスも躍進です。
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by fujii-group | 2010-02-03 21:11 | 研究以外の日々 | Comments(0)

分子生物学、運動生化学、生理学研究、の日々
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