アイドル活動

 M2のK端さんと言えば、おしゃれなフレンチよりも濃厚ラーメンを好み、身を削って激辛料理を嗜む、見た目に似合わぬキャラクターの持ち主です。そして実験が得意で、サテライト細胞のアッセイをさせたら誰よりも再現性の高いデータを涼しい顔で出してくる、とても器用なサウスポー。そんなK端さんのもう一つの特技はベース。大学院に進学してからは忙しいようですが、音楽サークルに所属していて例年11月に3日間行われる大学祭では舞台で演奏しているそうです。

 僕は叶わなかったのですが、去年はラボメンバーがこっそり応援に駆け付けました。今年は僕も是非観に行きたいのでステージの日時を教えてくれと頼んだのですが、恥ずかしいのか照れくさいのか、なかなか白状しませんでした。しかし、実体顕微鏡の予約表を見ると、K端さんがいつもルーティンで予約している金曜日(11月3日)の欄が空いている!絶対この日だと確信しました。(実験計画がいつも綿密な分、分かりやすい。)時間は分からなかったのですが、前日の夕方にT橋さんが広い交友関係を使って演奏時間を突き止めてくれました。

 そうなったらサプライズ好きのメンバーは黙っていません。A木さんは「ゆきりん(K端さんの芸名)」のプリントTシャツを作製し、U田さんはキラキラ華やかな団扇を人数分用意してくれました。
b0136535_23084499.jpg

 さて当日。ゆきりんTシャツを着て学祭で賑わっているキャンパスを縦断し、いざサークルのステージへ乗り込みました。が、残念ながら急遽スケジュールが前倒しになった影響で、僕たちが会場入りしたときはちょうどK端さんの演奏が終わったところでした。それでも優しいアイドルは、出待ちしていた我々の元に駆け寄って「わざわざ来てくれてありがとうございます。でもこんなことのために皆さんの貴重な実験の時間を割かなくても良かったのに。でもお心遣いは嬉しいです。ありがとう。」と言ってくれたのでした。少し言葉は辛いけれどそれは嬉しさの裏返しで、感謝の気持ちはしっかりと伝わって来ました。演奏が見られなかったのは無念でしたが、みんな満足して帰って行きました。



[PR]
by Fujii-group | 2017-12-06 23:09 | メンバーの日記 | Comments(0)