夏の蒸し暑さが顔を覗かせ始め、自転車通学の私にとっては汗との闘いが始まりました。今春より修士課程に進学し、藤井研3年目を迎えた小宮です。
2017年も折返しの月に入り、藤井研最大のイベントであるシークレット・サンタから半年が経とうとしています。このイベントでのプレゼントは、各人のラボ生活に役立つものの場合も多く、それらはしばしばラボやデスクに飾られます。かく言う私も、「日々の癒しに」とI上さんから(?)頂いた多肉植物を机に置いています。春先には私の飼育ミスにより危うく枯らすところでしたが、今は見事に回復し、日に日に新芽を伸ばしています。
※冬の写真がないため比較できませんが、上部の葉が小さい部分は今春伸びてきた部分です。
I上さん(?)デザインの鉢植も窮屈になってきたので、そろそろ株分けしようと考えています。株分けは手順を誤ると全滅するそうなので、プロトコールを順守し慎重に行おうと思います。
ところでI上さん、学生最後のラボブログ待ってます。
さてI上さんやM藤さん, 秘書のM田さんが卒業された春でしたが、我々(H口と私)も送別会にてUSBメモリのプレゼントを頂いたのでした。USBメモリーは、居室と実験室が分かれた構造の藤井研において、実験データを持ち運ぶのに不可欠です。一方でUSBメモリーには、「紛失し易い」という欠点があります。現に学生課にはUSBメモリーの忘れ物が毎日報告されており、その中のデータは流出のリスクと隣り合わせです。
そんなUSBメモリーの欠点を解消したのが、私が藤井研で初めて実験を教えて頂いたM田さん(14年度修了)の発明です。M田さんは、細胞を用いた実験で必ず身に着けていた髪ゴムにUSBメモリーを括り付け、この欠点に打ち勝ったのでした。藤井研では貴重な実験データを守るため、この発明を確実に後輩へと受け継いでいます。
P.S 情報科目のTA(PC教室の忘れ物管理も業務)をしている私から加えますと、USBメモリーに学修番号などを書いておくと、大学内で紛失しても戻りやすいです。個人情報の類を書くのは、道端で紛失した際にデータと個人を結びつける悪用の糸口になるので、注意が必要です。