今年は3名が見事な卒業研究を完成させることができました。本研究室史上、21-23人目の学部卒業生たちです。本当に、おめでとう。
井上明莉さんは、当研究室がこれまでに蓄積してきた知見を統括し、これまでに全く見つかっていなかったマイオカインの存在を証明しようと奮闘しました。非常に難しい実験にも体当たりで取り組む姿が印象的でした。普段の生活でのこだわりや趣味が多く、それらをシェアしてくれたおかげで研究室全体が盛り上がりました。卒業後は、とある区の介護施設で働くことが決まっています。近いので、また研究室に遊びに来てくれることでしょう。
小宮祐希君は新たに作製した遺伝子組み換えマウスの仕事を、濱口裕貴君はこれまた新たに取り組みだしたメカノバイオロジーの仕事を進めてくれました。いずれも学部4年生とは思えない独立した責任感を発揮してくれたので、頼もしかったです。二人とも修士課程への進学が決まっていて、どれだけ成長してくれるのかが楽しみです。
武藤敬正君は、家庭の事情でいったんは博士課程を離れることになりあましたが、職場や自宅の物理的距離が離れるわけではないので、今後も当研究室にタイトに関わってくれます。また、長く秘書を務めてくれた森田郁予さんが、職場を都心に変えられることになりました。研究室のほぼ発足時からずっと支えてくださりましたことに一同感謝いたします。
本研究室から旅立つみなへ贈る言葉は、授けた藤井・眞鍋・古市ラボのCertificationにある一文に集約されます。
「君たちが本研究室のメンバーであることは、わたしたちの誇りです」