家系ラーメンが風邪の引き初めにはいいと聞き、薬に頼ることなくラーメンを食することで何とか防衛線を張っているM田です。
12月3日、首都大学東京荒川キャンパスにて第168回日本体力医学会関東地方会が行われました(この日のお昼も家系ラーメンでした)。「運動は内臓疾患の予防・改善に有効か?」という大きなテーマのもと基礎研究から臨床の知見に至るまで幅広い分野にまたがった講演を傾聴することができました。
今回の地方公演会には演者として私たちの研究室から、眞鍋先生と青木さんが参加しました。眞鍋先生は市民公開講座・特別講演の演者として招待され、運動がなぜ糖尿病を予防・改善するのかという内容でご講演なされました。GoogleやSiriに聞いても決して答えてくれない「運動がなぜ健康によいのか」という率直な疑問を一般の人向けの話から最近の知見に至るまで分かりやすくユーモラスに話されていました。聴衆の目線に立った発表というものがどういったものなのかを肌で感じることができる機会でした。青木さんは一般口頭発表に発表者として参加しました。ショウジョウバエを用いたマイオカインの生理的重要度評価について発表し、見事に「最優秀演題賞」を受賞しました(おめでとうございます!!)。発表後も各方面の先生方から質問を受けている様子があり、発表会の中でも注目されていたことがうかがえました。
なぜ運動をすると健康になるのか、現在その理由がだんだんとわかってきました。ラーメンだけでなく運動もして風邪にまけないよう頑張っていきたいと思います。