人気ブログランキング | 話題のタグを見る

メンバーの日記

M藤さんの日記

ブログを順にまわして、それぞれが記事をのせる・・・・ということにしていたのですが、ここ数ヶ月うまくいっておりませんでした。
最近、やたらとブログの更新が多いのは、ブログを順に回す機能が復活したためです。

::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 

久々に日記当番が回ってきたので、自己紹介からさせていただきます。私は、老人保健施設というお年寄りにリハビリテーションを提供する施設で理学療法士(PT)として働きながら、研究をさせていただいています。基本的に、日中は働いて夜間に実験をするというスタイルです。現在は博士課程1年なのですが、藤井・眞鍋研究室には研究生と修士の期間を入れて約5年在籍しています。そろそろ、同業者の後輩が入って来ても良いのではないかと考えています。
 本研究室は、運動分子生物学研究室という名前の通り、運動を分子のレベルで科学するということが趣旨です。つまり、運動について深く掘り下げて考えていくということです。
 PTは生理学の分野に目が行きがちだと思いますが、その生理現象がどのような分子メカニズムで成り立っているのかを考えることもとても重要です。臨床に必ず結びつきます。なぜなら、PTが患者様に提供できるサービスのほとんどは運動だからです。その運動について深く掘り下げて考えることに越したことは無いからです。理想をいえば、「リハビリ=運動」を患者様に提供した時に骨格筋でどんなタンパク質が作られて、どのように作用しているのか。また、他の臓器ではどんなことが起こっているのか。それらの作用によってどんな生理現象が起きるのか。他動運動時は?自動運動時は?運動強度は?各疾患によってどう違うのかなど、全てを把握してリハビリを提供したい。そうすれば、自分は本当に正しいことをやっているのかと迷うことは少なくなるのではないでしょうか。
 とは言ったものの、それはまだまだ遠い話です。ただ、だからこそ研究をしようと考えています。それぞれ、色々な動機があると思いますが、もし研究に興味があれば分子生物学を勉強してみませんか。仕事をしながら研究をしたいという方は、今なら仕事も紹介できますよ。
 ちなみに自分が研究をやりたいと思った時は、研究の「け」の字も分かりませんでした。でも仕方無いですよね、PTの養成課程ではそんなこと教えてくれませんから。研究室に入る時、知識が無いとこを悩んで藤井先生に相談したことがあります、先生は「無ければこれから勉強すればいい」と言ってくれました。
by Fujii-group | 2014-02-13 00:47 | メンバーの日記 | Comments(0)

分子生物学、運動生化学、生理学研究、の日々


by Fujii-group
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31