質問対策もしていったのに、さほど多くの質問もなく、少し物足りない感が残ったようですが、無事発表を終えました。
さて一言に細胞を研究するといっても多岐にわたっているのです。
例えば、オートファジーの中にもミトコンドリアだけを食べるマイトファジーという食作用の研究しているものや、オートファジーがどこから起きるかその場所を研究しているもの、細胞内でのタンパク質の輸送機構に関わる分子の探索や、細胞小器官をターゲットにしたメタボローム解析や、1細胞内で起こる変化を詳細に研究しているものやら・・・・もう細胞内の世界に浸りきった感じの学会でした。
生物はまだまだ謎が多いのです。たとえゲノムが全部解読されていても、私たちが知っている情報は氷山の一角かと思います。