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メンバーの日記

M1 M藤さんの日記


前回のミーティングの内容にひきつづき、今回はM1のM藤さんの徒然日記です。人間働きながら、しかも年を取ってから新たに何かをし始めるって大変なことなのです。自分の殻を破って、一歩踏み出すことができることってすごい、と思います。


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私は理学療法士(リハビリを行う人)として働きながらラボに来ています。
リハビリを職業とされる方は、どなたも患者さんを少しでも良くしたい、何か役に立ちたいと思っていると思います。そして、日々「この症状は何が原因で起こっているのだろうか」や「もっと患者さんを良くする方法は無いだろうか」などと悩んでいるのではないでしょうか。私はそういった日々の疑問の答えを見つけるためにも臨床研究を行う必要があると考えていました。
 しかし、いざ研究を行おうと思っても、どうやれば良いのか分かりませんでした。PTジャーナルや理学療法などの雑誌を読み参考にしても、どの論文が意味のあるものなのか判断ができず、とりあえず何か始めようとしても患者さんを対象とすると、被験者の条件設定が難しい、人数が集まらないなどの問題があり、だったら症例検討の方が、意味があるのではないかと考え、行ってみても、自分が考えていたような、分からないことを一歩一歩解決している感覚が得られませんでした。
 そこで、考えを変えて、基礎研究の分野に進むことにしました。人を対象とする前に動物や細胞を対象に研究を行うことで得られることがたくさんあります。また、リハビリ以外のもっと確立された研究分野に触れることで、改めてリハビリ分野の研究はどのようなことが行われているのか他と比較して考えることができます。
 この文を読んで、興味が湧いた方がもしいましたら、相談にのります。ご相談下さい。(M藤)
by fujii-group | 2011-01-28 19:22 | メンバーの日記 | Comments(0)

分子生物学、運動生化学、生理学研究、の日々


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