その中でも理系実験研究者にとって「お金を適正に使用するための事務能力」はこれまで、習ったことも、経験もない能力なのです。従いまして、この部分をカバーしてくれる人の存在が必要となってきます。我がラボは昨年度立ち上がったばかりで、専属の経理や秘書がいるわけではなく、管理人がパニックになりながらも、系内の事務員や検収員さんが様々に助けてくれたおかげで、ラボ内の経理を何とかこなすことができました。しかし・・・
4/1から、13号棟で検収員さんとして毎日勤務されていた野口さんが、違う部局へ異動となりました。野口さんは事務作業や経理に慣れていなかった我々に、書類の作成方法から、手続きの仕方など様々なことを教えてくださりました。野口さんが、ラボの設立時の重要な影のメンバーであったことに違いはありません。本当にありがとうございました。
どのような立派で素晴らしい研究でも名前が知れ渡った「研究者」のみで行われたわけではなく、その周囲の影の協力者が多数いるということも、皆さんにも知っていただきたく思います。